台湾の日刊紙・聯合報が発表した2019年の「芸能界の名言トップ10」で、EXILEのAKIRAと結婚した女優リン・チーリン（林志玲）の言葉が4位に選ばれた。

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今年6月にAKIRAとの結婚を電撃発表し、11月に台南市で結婚式を挙げたリン・チーリンは、40代半ばまで独身だったため、台湾ではその結婚が常に注目されてきた。そんな状況の中で結婚したリン・チーリンが、結婚式で語った誓いの言葉と、「愛を信じさせてくれてありがとう」のフレーズが感動を呼び、4位に選ばれている。

1位には、台湾出身のアン・リー（李安）監督が、“台湾版アカデミー賞”金馬奨の授賞式で語った言葉が選ばれている。今年の金馬奨は中国が参加を取りやめ、この影響で香港映画も一斉に姿を消した。そうした中で執行委員会主席を務めたアン・リー監督が、映画が常に外的環境に左右されていることや、それでも金馬奨が映画人に対してプラットフォームを守り、これからも守っていくことを熱弁。このスピーチが台湾の人々の心に大きく響いている。

トップ10の中で唯一、台湾以外からランクインしたのが中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）だった。昨年、巨額脱税疑惑で世界中から注目されたファン・ビンビンは今年6月、婚約していた俳優リー・チェン（李晨）との別れをSNSで発表。リー・チェンへの感謝を記したメッセージの最後に添えた、「私たちはもう私たちじゃない。私たちはやっぱり私たち」の言葉が注目され、8位に選ばれている。（Mathilda）