新疆の真相を明らかにしたドキュメンタリー放送に西側メディアは沈黙

人民網日本語版    2019年12月10日(火) 14時50分

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中国中央テレビ局(CCTV)傘下の中国環球電視網(CGTN)は最近、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の反テロに関する英語版ドキュメンタリー2作品を放送し、テロリズムや宗教的過激主義が同自治区にもたらしている危害を明らかにした。

中国中央テレビ局(CCTV)傘下の中国環球電視網(CGTN)は最近、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の反テロに関する英語版ドキュメンタリー2作品を放送し、テロリズムや宗教的過激主義が同自治区にもたらしている危害を明らかにしたほか、テロ組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」が同自治区で起こしてきた数々のテロを明らかにして、中国国内外のSNSなどで大きな話題となっている。海外の多くのネットユーザーは、「これほど残酷なテロ行為を、米国政府は人権で保護しなければならないと言っているのか?テロ組織が罪のない人を殺害しているというのが新疆問題の真相だ!」といったコメントを寄せている。

しかし、中国が同自治区の人々の人権を侵害していると主張してきた西側の一部メディアは、この2作品が放送されるやいなや、完全に黙り込んでしまった。フランスのRFIなどのメディアを除いて、この2作品をそのまま放映したり、報道したりしている西側の主流メディアはほとんどない。あったとしても、その内容をじっくりではなく簡単に説明するだけで、一言も言及しないメディアがほとんどだ。米国の下院で「ウイグル人権法案」が可決するよう画策してきた政治家たちも、突然黙り込んでしまった。

動かぬ証拠はたくさんある。中国が新疆ウイグル自治区でテロ撲滅のための戦いを展開していることに依然として戸惑いを感じている人は、CGTNが放送したドキュメンタリー2作品を見るといいだろう。良識のある人なら、それを見ればその理由が分かるはずだ。第一作のドキュメンタリー「FIGHTING TERRORISM IN XINJIANG(中国新疆、反恐前沿)」には、これまで未公開だった2009年の烏魯木斉(ウルムチ)「7•5」事件、2013年の北京「10•28」暴力テロ事件、2014年の昆明「3•1」暴力テロ事件などの発生時に撮影された映像が含まれており、民族分裂勢力やテロ勢力、宗教的過激派勢力の脅威に対応するために、中国がどれほどの努力と犠牲を払っているかを、たくさんの客観的事実に基づいて記録している。第二部のドキュメンタリー「背後の黒幕―『ETIMと新疆のテロ』(幕后黒手―『ETIM』与新疆暴恐)」は、過激思想を広め、民族主義的憎しみを煽動し、女性や子供に危害を加え、テロ事件を起こすなどの「ETIM」の数々の悪行の事実の詳細を伝えている。反駁の余地のない事実を通して「ETIM」が国際的テロ組織で、中国だけでなく、世界の安全の脅威となっていることを伝えている。

米国下院でこのほど、「ウイグル人権法案」が可決し、米国が中国の内政に公然と干渉している中、この2作品が放送され、事実がはっきりとし、間違った見解が正される助けになるに違いない。2作品を通して、国際社会は同自治区をめぐる問題の真相をはっきりと理解できるほか、目が見えないふりをしたり、耳が聞こえないふりをしたりしている西側のメディアや政治家の背後にある「ダブルスタンダード」をよりはっきりと明らかにしている。

ドキュメンタリーの最後にあるように、「中国の新疆が自分の目にどのように映るかは、何を見て、誰の話に耳を傾けるかによる」という言葉通りと言えるだろう。同自治区を利用して中国に干渉しようとする不法なたくらみをする西側の一部の人々が描く「新疆」は、本当の「新疆」ではなく、あからさまなでっちあげであり、テロリズムのお先棒を担いでいるにすぎない。同自治区をめぐる問題は、民族問題や宗教問題、人権問題では決してなく、テロや分裂の問題で、撲滅しなければならないのだ。(編集KN)

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