在英国中国大使が英紙に寄稿、「威嚇」や「対立」の意図を否定

人民網日本語版    2019年12月9日(月) 19時30分

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劉暁明・在英国中国大使は8日、英国の大手紙に寄稿し、「中国は終始開放的な世界経済構築に力を注ぎ、『威嚇』や『対立』、『取って代わる』ことを意図してはいない」と述べた。

劉暁明・在英国中国大使は8日、英国の大手紙に寄稿し、「中国は終始開放的な世界経済構築に力を注ぎ、『威嚇』や『対立』、『取って代わる』ことを意図してはいない」と述べた。中国新聞網が伝えた。

英国の「サンデー・テレグラフ」紙は、その紙媒体とネット版にそれぞれ「中国は終始開放的な世界経済構築に力を注ぐ」と「中国はイデオロギー競争をするつもりはない」と題する劉大使の署名入り文章を掲載した。

この寄稿文で劉大使は、「このところ一部の西側高官や学者が文章を発表し、中国はより大きな『安全保障リスク』であり、NATO諸国に中国を念頭に置いて連携するよう呼びかけている。しかしこれは完全に『ありもしない』誤解であり、懸念である」と指摘。さらに次の三点を強調した。

(1)中国は平和的発展の道を揺るぎなく歩み、誰かを「威嚇」するつもりはない。中国の未来の発展には依然として平和で安定した外部環境が必要だ。歴史的に見ても、現実的に見ても、中国は引き続き揺らぐことなく平和的発展の道を歩み、発展で平和を促し、平和で発展を維持していく。中国が平和的発展の道を堅持することはその場しのぎの方策ではなく、中国の世界に対する厳かな誓約である。

(2)中国は積極的に共同、総合、協力、持続可能という安全保障観を実行し、誰かと「対立」するつもりはない。中国は冷戦思考を超越し、協力で平和を企図し、協力で安全を促すことを主張している。中国が打ち出した「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブは平和・協力、開放・包摂、相互学習・参考、互恵・ウィンウィン精神を堅持し、世界各国のために重要な交流・協力の場を築いている。

(3)中国の発展の意図は公明正大であり、誰かに「取って代わる」つもりはない。中国の国内総生産(GDP)は世界第2位になったものの、依然として世界最大の発展途上国であり、発展は依然として多くの厳しい試練に直面している。14億人近くの中国国民のすばらしい生活に対するニーズを満たすことは、一貫して中国政府にとって困難で重い任務だ。中国が自国の事をしっかりと取り組むことはすなわち人類に対する最大の貢献であり、世界に対して担う最大の国際的責任でもある。(編集AK)

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