テンセント技術会議が「人と機械の協働」にフォーカス

人民網日本語版    2019年12月9日(月) 10時40分

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2019騰訊(テンセント)ConTech技術会議が先ごろ、北京市で開催された。写真はテンセント。

2019騰訊(テンセント)ConTech技術会議が先ごろ、北京市で開催された。国内外のトップレベルの人工知能(AI)学者や5G専門家、ベンチャーキャピタル投資家らと1500人近い業界関係者らが一堂に会し、5GとAI時代におけるチャンスと課題、優れたコンテンツと新技術の融合の道を共に探求した。人民日報海外版が伝えた。

今回の会議では、「2019-2020コンテンツ産業動向報告」が発表された。同報告書によると、5GやAIなどの技術はデジタルコンテンツ産業の進化をけん引している。テンセントの陳菊紅副総裁は、テンセントのデジタルコンテンツ産業における七大ゴールデン・ターニングポイントを紹介。陳副総裁は、「5Gはコンテンツ産業の変革を解くキーであり、創作の革新、インタラクションの革新、体験の革新、メディアの革新という四つの革新の機会をコンテンツ産業にもたらしている。同時に、5GとIoT(モノのインターネット)はさらに多くの端末設備の『メディア化』や『ネットワーク化』、『可視化』を推進し、コンテンツサプライヤーを効果的に結び付け、さまざまな端末シーンに適した全く新しい情報コンテンツ形態と生産モデルを共に作っていくことが期待される」との見方を示した。

「5GとAI、ビッグデータ、IoTの協働・融合は、デジタルコンテンツ産業の新たな空間を切り開くだろう」と話す中国工程院院士の鄔賀銓氏は、「デジタルコンテンツの応用は、超高精細動画ライブ配信とVR(仮想現実)・AR(拡張現実)からクラウドに接続したデジタル端末、さらにはインテリジェント・インターネット、スマートシティーにまで拡大していくだろう」と指摘した。

陳副総裁は、「過去数年間、AIなどの技術によるコンテンツ業界の改造はすでにほぼ完了しており、タグ、アルゴリズム、ポリシー、データをベースとした『人と機械の協働』のひな形となるモデルが出来上がっている。『人と機械の協働』は『握手の時代』を迎え、この『握手』が将来のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と社交関係を再構築することになるとみられる」とした。

テンセントニュースアプリの最高執行責任者である黄晨霞氏は、「5GとAIが絶えず『人と機械の協働』をさらに深化させている時代にあって、テンセントニュースは2020年に15億元(約231.5億円)の資金と毎月100億のデータ通信量を投入して、コンテンツ生産から消費体験に至るまでより多くの技術サポートとカスタマーサービスを提供し、コンテンツの創作者が優れたコンテンツを作り出すのをサポートしていく」と述べた。(編集AK)

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