テロ対策における米国のダブルスタンダードは相手にされぬ

人民網日本語版    2019年12月6日(金) 16時40分

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米下院は現地時間3日、いわゆる「2019年ウイグル人権政策法案」を可決して、中国の新疆の人権状況を意図的に誹謗し、脱過激化とテロ対策における中国の努力と中国政府の新疆政策を悪意をもって非難し、中国の内政に乱暴に干渉した。

米下院は現地時間3日、いわゆる「2019年ウイグル人権政策法案」を可決して、中国の新疆の人権状況を意図的に誹謗し、脱過激化とテロ対策における中国の努力と中国政府の新疆政策を悪意をもって非難し、中国の内政に乱暴に干渉した。その偽善的な面構え、覇権的な本性を、世界の人々はとうに見抜いている。数々の企みと妄想は、徒労に帰す運命にある。(文:人民日報論説員)

周知のように、人権には非常に広範な内容が含まれる。このうち最も基本的な人権は生存権と発展の権利であり、これは個人及び集団のその他の権利を保障する前提及び基礎でもある。もし安全で安定した社会環境がなければ、人々の生存権と発展の権利を保障するのは困難であり、その他の権利は語りようもない。

長い間、テロは民衆の生命を奪い、物的損害を与えてきただけでなく、極めて大きな恐慌を引き起こし、社会環境を悪化させ、経済発展と民生の進歩を阻害して、民衆の生存権と発展の権利を深刻に脅かしてきた。

新疆は中国におけるテロ対策と脱過激化の闘争の主戦場だ。1990年代から今世紀初頭まで新疆ではテロ襲撃事件が頻発し、各族群衆の生命と財産の安全が極めて大きな危険にさらされ、各族群衆の基本的人権が深刻に脅かされてきた。こうした状況の中、新疆で職業技能教育訓練を含むテロ対策と脱過激化措置を講じることは、中国の法規に合致するのみならず、予防的テロ対策に関する国連の基本的な精神と原則にも合致する。こうした措置が良好な成果を挙げ、新疆の各族の人々に歓迎され、支持されていることは事実が証明している。現在、新疆の社会治安状況は明らかに好転し、宗教過激主義の浸透は効果的に抑え込まれ、各民族は団結し仲睦まじく、人々の生活は安定し穏やかであり、社会の気風は明らかに好転し、現代的な科学技術知識と文明的生活を追求する社会的雰囲気が日増しに濃厚になり、各族の人々の基本的権利が力強く保障されている。新疆ではすでに3年続けて暴力テロ事件が発生していない。

だが遺憾な事に、米議会は法規に基づくテロとの戦い、脱過激化、人権保護という新疆の努力に対して見て見ぬふりをし、経済の発展、社会の安定、民族の団結、宗教の調和という現在の新疆の大変良い状況に対して見て見ぬふりをし、反対に事実を捏造し、テロ対策と脱過激化という中国の正義の行動を誹謗し、その印象を悪くしようとしている。これはテロ対策問題における典型的なダブルスタンダードであり、人権問題におけるその偽善ぶりが余すところなく暴露された。

事実は雄弁に勝り、公道は自ずと人心に在り。米側の偽善的・覇権的行為を、国際社会は次々に強く非難している。また、中国が新疆においてテロ対策、脱過激化、社会ガバナンスの面で得た成果は世界中の誰の目にも明らかだ。新疆における教育訓練センターの設立と実施の目的は、テロリズムと宗教過激主義が発生し蔓延する土壌と環境を除去し、テロ活動の多発と頻発の勢いを効果的に抑え込むことにある。各国の多くの識者は新疆の視察訪問を通じて、新疆で教育訓練の取り組みを実施することの緊迫性、必要性、合法性、合理性を理解し、国際社会のテロ対策と脱過激化の闘争に重要な貢献を果したとの認識を持った。

現在もなおテロリズムと宗教過激主義は各国の直面する共通の試練であり、多くの国々が自国の実状と結びつけて解決の道を積極的に探っている。我々は米側に対して、直ちにテロ対策と脱過激化の問題におけるダブルスタンダードを棄て、いわゆる新疆の人権問題に言いがかりをつけるのを止め、いわゆる新疆に関する問題にかこつけて中国の内政に干渉するのを止めるよう強く促す。(編集NA)

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