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モスバーガーの店員が総出で!日本縦断フリーハグの韓国人女性「涙が出るほどうれしかった」

Record China    2019年12月7日(土) 18時10分

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今年10月中旬から約2週間かけて日本各地を回り、日韓友好のための「フリーハグ」を行った韓国人女性のユン・スヨンさんにインタビューを行った。

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今年10月中旬から約2週間かけて日本各地を回り、日韓友好のための「フリーハグ」を行った韓国人女性のユン・スヨンさん(25)にインタビューを行った。

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韓国・大邱出身のスヨンさんは大学生のときに交換留学生として来日し、静岡大学で日本語を学んだ。卒業後は沖縄で1年働き、今年8月に帰国。フリーハグは約4年前に京都で初めて行い、その後も定期的に東京やソウルなどで行っている。

■日本でフリーハグを行う理由

スヨンさんは今回、北海道からスタートして仙台、福島、東京、名古屋、大阪、京都、対馬、沖縄など15カ所を回った。フリーハグを行った理由は「日韓関係改善のために何かしたい」との思いから。スケジュールに余裕はなかったが、SNSなどを通じて日本各地から「来てほしい」との声が上がったため、結局「全部行くことにした」のだという。

今夏に韓国に帰国したスヨンさんは、反日ムードの高まりを肌で感じたという。「日本が好きと正直に言えない、日本旅行に行きたくても行けないという雰囲気がある」と話す。一方、日本でも「メディアが刺激的になってきていて、韓国の状況が実際より大げさに報じられている」と感じていたそうだ。

日本でのフリーハグは周囲から反対されることもしばしば。スヨンさんは韓国の伝統衣装「チマチョゴリ」を着て行うが、友人からは「日本で着るなんて危ない」と言われた。それでも「一目で韓国人と分かった方がいい」「大好きな韓国の文化を紹介したい」との考えで続けているそうだ。

家族には心配をかけまいといつも内緒で行っているが、メディアの報道でバレてしまい怒られることも。ただ、少しずつ変化も見られるそうで、初めてのフリーハグの後には「日本嫌いだった父が日本を旅行するまでになった」という。

■日本各地で出会った「人々の優しさ」

今回のフリーハグでは、最終的に2000人以上もの人とハグができた。うまくいかずつらいこともあるが、「ハグの文化を持たない日本人が勇気を出してくれることに大きな意味を感じる」のだという。

スヨンさんは「日韓ハーフや在日韓国人、日本で差別を受けたことのある韓国人など悩みを抱えている人がSNSの情報を見てハグしに来ることが多い」と話す。特に印象深かったのは、東京に住む高校生の女の子がSNSの情報を見て名古屋まで来てくれたこと。女の子は日韓ハーフで、東京でのフリーハグの日が学校の試験日と重なりハグできなかったため、試験が終わったその足で母親と新幹線に乗って名古屋を訪れたという。スヨンさんの計らいで女の子は20分ほどプラカードを持ってフリーハグ体験もした。感想は「(動画みたいにうまくいかず)きつい」だったそうだ。

今回初めて訪れた対馬では想定外の出来事もあった。本来は韓国人に人気の観光地だが、日韓関係悪化の影響で街には人けがなく、「ここでフリーハグして大丈夫だろうか?」と不安になるほどだったという。それでも、SNSを見て来てくれた人や対馬の人の優しさに救われた。モスバーガーの店員が制服のまま総出でハグしに来てくれたときや、レストランで食事中に現地の高校生が「ハグのお姉さんですか?」と声を掛けてくれたときは「涙が出るほどうれしかった!」という。

■韓国との違い

今回のフリーハグを行う前、スヨンさんはソウルでもフリーハグを行っていた。しかし、「私は日本が大好きです」と書かれたプラカードに冷たい視線を向ける人も多く、日本と違う雰囲気に恐怖すら感じたという。

それでも、予想より多くの人がハグしてくれたそうで、中には「美しい活動ですね」「これが本当の平和ですね」と励ましの言葉を掛けてくれる人も。スヨンさんは「より深い意味を感じられた」と話した。

■日本と韓国の人々にいま伝えたいこと

現在は、日韓関係や東アジアを研究するため、日本の大学院に進学する準備を進めているというスヨンさん。日韓国民へのメッセージを尋ねると、「日韓の現在の状況をハグで解決することはできないけれど、自分たちにできる小さな行動を、見えないところから少しずつやっていきましょう。立場や意見が違ったとしても互いに理解し合う態度が求められているときなのではないでしょうか」と話してくれた。(取材/堂本

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