ロシアの戦闘機が「また」韓国付近で訓練飛行=韓国ネットに不安

Record China    2019年11月30日(土) 6時10分

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27日、韓国・朝鮮日報によると、ロシアの戦略爆撃機2機が日本海上空などで定例訓練を実施した。これに対し、日本と韓国の戦闘機が警戒飛行を行ったという。資料写真。

2019年11月27日、韓国・朝鮮日報によると、ロシアの戦略爆撃機2機が日本海上空などで定例訓練を実施した。これに対し、日本と韓国の戦闘機が警戒飛行を行ったという。

記事がロシア・イタルタス通信などの報道を引用して伝えたところによると、ロシアの国防部は同日、報道文を通して「ロシア航空宇宙軍所属のTu-95MS戦闘機2機が日本海と東シナ海の上空で定例訓練を行った」と発表した。

ロシア国防部は「Tu-95MSの飛行中にSu-35S戦闘機とA-50長距離早期警戒管制機が援護飛行した」とし、「飛行時間は10時間以上だった」と明らかにした。また、「一部の区間で韓国空軍のF-15とF-16戦闘機、日本の航空自衛隊のF-2戦闘機などが警戒飛行を行った」と発表したという。

この日の訓練でロシアの戦闘機が韓国防空識別圏(KADIZ)に侵入したかどうかは明らかにしていないそうだ。

記事は「ロシアはたびたび日本海などで訓練飛行を行い韓国の領空やKADIZに侵入しては物議を醸している」とし、「7月23日に韓国の領空に2度侵入し、8月8日にはKADIZに侵入した。また、先月22日にもTu-95MSとSu-35S、A-50など6機が日本海と黄海、東シナ海などで訓練飛行を行いKADIZに侵入。韓国空軍の戦闘機10台余りが出撃して対応に当たった」と伝えている。一方、ロシア側は7月以降、韓国の領空やKADIZに侵入した事実を認めていないという。

これに韓国のネットユーザーからは「こんな状態なのに在韓米軍の撤退や非核化に向けた話が出ているなんて…」「在韓米軍が撤退したら、ロシアの戦闘機がソウルの上空を飛行するのでは?」「今でさえこんな状態なのに、今以上に米国との関係が悪化したら大変なことになる」「ロシア、北朝鮮、中国は戦争の準備をしているだろうに、韓国は自ら日米との関係を悪化させているから心配だ」など不安の声が上がっている。

また、「トランプ大統領から見放されつつある文大統領をあざ笑っているようだ」「米国との関係が崩れつつあるから虎視眈々とチャンスをうかがっているのだろう」「これだけ他の国が韓国の領域に侵入したり近づいたりするってことは、それだけ韓国が弱っている証拠」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/長居)

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