台湾人気俳優ゴッドフリー・ガオが番組収録中に急死=「しばらく放置」ネットの批判に制作局が声明文

Record China    2019年11月28日(木) 10時10分

拡大

27日、台湾のモデルで俳優ゴッドフリー・ガオがテレビ番組の収録中に倒れて死亡したことで、制作局は声明文を公表し、異変を発見したのち迅速に病院へ運んだと説明している。

(1 / 8 枚)

2019年11月27日、台湾のモデルで俳優ゴッドフリー・ガオ(高以翔)がテレビ番組の収録中に倒れて死亡したことについて、制作局は声明文を公表し、異変を発見したのち迅速に病院へ運んだと説明している。

その他の写真

浙江衛星テレビのバラエティー番組「追我吧(Chase Me)」で27日未明、出演者の1人であるゴッドフリー・ガオが収録中に倒れ、現場で10分ほどの心肺蘇生(CPR)を経て付近の病院へ搬送されたものの、死亡が確認された。

なお、目撃した人によるとゴッドフリー・ガオは収録中に座り込んだものの、当初は番組の演出と思ったのかスタッフが駆け寄ることはなく、かなり長い時間そのまま放置されていた。しばらくして共演者が異常に気づき、そこから大騒ぎになったという。このためネット上ではファンを中心に、「早く処置していれば無事だったのでは」と、制作局とスタッフに向けて猛烈な批判が持ち上がった。

これに対して浙江衛星テレビは27日夜に声明文を発表。「ただちに緊急措置を行い、病院へ搬送したが救うことができなかった。大変遺憾に思うとともに、あらゆる責任を受け入れる」と記し、現場では迅速な措置を行ったことを強調している。

ゴッドフリー・ガオの関係者によると、本人は風邪気味で体調不良だったものの撮影に参加し、倒れた当時はすでに収録が17時間も続いていた。徹夜での仕事による疲労に加え、番組から激しい動きのある演技を強いられたことで、このような悲劇を招いたのではないかと推測されている。

28日には台湾で飲料メーカー主催のイベントに出演予定だったが、メーカー側では哀悼の意を示してイベントの中止を決定。また、29日には元バスケットボール選手で親交の深い毛加恩(マオ・ジャーオン)の結婚式で、新郎の介添え役であるアッシャーを務める予定だった。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携