米国が香港の事に口出しするのを国際法は認めない

人民網日本語版    2019年11月25日(月) 19時20分

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米国議会がいわゆる「香港人権・民主主義法案」を可決した。これは香港の暴力犯罪者のもたらした破壊を無視し、自国の国内法で他国の内政に干渉する企てであり、人権の無視であり、ましてや民主主義など論外である。

米国議会がいわゆる「香港人権・民主主義法案」を可決した。これは香港の暴力犯罪者のもたらした破壊を無視し、自国の国内法で他国の内政に干渉する企てであり、人権の無視であり、ましてや民主主義など論外である。このような横暴な覇権的干渉行為によって、国際法と国際関係の基本準則を踏みにじり、他国の内政に乱暴に干渉する米国の一部政治屋の真の姿が露呈した。(人民日報「鐘声」国際論評)

香港は中国の香港だ。米国の一部政治屋は完全に中国の内政である香港の事にあれこれ口出しし、国内立法の形で覇権主義を推し進めようと愚かにももくろんでいる。これは国際道義を露骨に顧みぬものであり、国際法と国際関係の基本準則を尊重する全ての国際社会のメンバーが認めないに違いない。

人は信無くば立たず、国は信無くば必ず孤立する。米国の一部政治屋にとっては、政治的偏見が法理より重要であり、政治的企てが公理に優先するのである。彼らは香港問題における悪手を、中国の発展を封じ込め阻止する「良いカード」と思い込み、仮面をかなぐり捨てて、大博打を打つことも辞さない。彼らは国連の創設時加盟国及び安保理常任理事国としての国際責任を後ろに投げ捨て、当時ダンバートン・オークスで自国の代表団が行なった内政不干渉原則に関する意気溢れる発言をそっちのけにしている。実際には国際法と国際関係の基本準則は「照魔鏡」であり、国際公理・正義の守るべき一線に挑戦する米国の政治屋は、そのパフォーマンスにどのような名目を与えようとも、発言をどのように包装しようとも、結局はその覇権的面構えと腹黒い魂胆を覆い隠すのは困難だ。

国連は現在の国際体制の中核であり、国連憲章の趣旨と原則は国際法の中で決定的影響を及ぼす地位にある。現在、全世界がはっきりと目の当たりにしている。議員の立場にある米国の一部政治屋が暴力犯罪を美化し、公然と信義に背き、国際条約の原則を無視し、公の約束をいい加減に扱い、国際秩序に挑戦し、極めて大きな危険性ももたらしていることを。まさに米クーン財団のロバート・クーン会長が言うように、米議会のこの法案は米国、中国、さらには全世界にとって有害だ。

国際法と国際ルールをほしいままに踏みにじるのは、発展にとって災いであり、動乱の源であり、文明の死である。歴史を振り返ると、米国は他国への内政干渉という悪行を繰り返し、多くの途上国・地域に深刻な害を与えてきた。経済グローバル化の時代にあって、他国への内政干渉という悪辣な行為は自他共に害を与えるものだ。米上院での同法案の可決後間もなく、香港米国商工会議所は直ちに声明を発表して懸念を表明。「一国二制度」があってこそ香港の自由な貿易とつながりを支えることができるのであり、「一国二制度」があってこそ香港は独特な優位性を保ち、敗れることなくそびえ立つことができるのだという最も基本的な事実を見極めるよう米側に呼びかけた。

米国の一部政治屋に忠告する。計算違いをしてはならない!中国政府の国家の主権・安全・発展上の利益を守る決意は確固不動たるものであり、「一国二制度」の方針を徹底する決意は確固不動たるものであり、香港の事へのいかなる外部勢力による干渉にも反対する決意は確固不動たるものである。我々が国家と民族の長期的利益に関わる重大な原則的問題において譲歩することは絶対にないし、香港問題において外部勢力がしたい放題に振る舞うのを容認することも絶対にない。中国の内政に干渉し、中国の発展を妨げる米側のいかなる悪だくみも失敗する運命にあり、結局は無駄骨に終わるだけだ。(編集NA)

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