絶賛上映中の「アナ雪2」に抗議?韓国で映画監督らが緊急会見―台湾メディア

Record China    2019年11月25日(月) 16時0分

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台湾メディア・ETtodayは22日、ディズニー映画「アナと雪の女王2」の上映をめぐって韓国で映画監督らが緊急記者会見を開いたことを伝えた。写真は映画館。

台湾メディア・ETtodayは22日、ディズニー映画「アナと雪の女王2」の上映をめぐって韓国で映画監督らが緊急記者会見を開いたことを伝えた。

「アナと雪の女王」の6年ぶりの続編となる同作は、韓国で今月21日から上映が始まった。同作の韓国語版では少女時代のテヨンが公式カヴァーソング・アーティストとして参加し、主題歌の「隠された世界(Into the Unknown)」を韓国語で歌っている。ETtodayの記事によると、上映に際して韓国では110万枚近い前売り券が販売され、21日に観賞した人の数はおよそ60万人に達したという。

しかし、これを受け、最新作「Black Money(ブラック・マネー)」が上映中のチョン・ジヨン監督をはじめとする韓国の映画監督らは、21日にソウルで「スクリーン寡占を懸念する映画人による緊急記者会見」を開いた。

チョン監督は、会見で「『アナと雪の女王2』の上映初日に『Black Money』の観客数は約90万人から約30万人まで減少した。一日のうちにこのような変化が起こった。私はこの不公平な現象について抗議したい」「抗議することによって、『Black Money』や私の作品に反感を示す人もいるかもしれないが、市場の公正性について問題提起するためなら、こうする価値はあると思う」などと話したという。

このほか、会見では「『アナと雪の女王2』は今年2番目に高い上映占有率(63%)と座席占有率(70%)を記録した」とも指摘された。また、「この会見は『アナと雪の女王2』を押さえつけるために行っているのではない。強大な作品が長きにわたってスクリーンを寡占し、業界の構造を壊しているという問題について指摘したいのだ」「スクリーン寡占の問題は、映画の配給者や映画館によってではなく、法律や政策を通して解決すべきでである」といった主張がなされたという。(翻訳・編集/岩谷)

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