韓国の肥料工場が有害物質排出、周辺住民ががんに―中国メディア

Record China    2019年11月16日(土) 10時20分

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韓国環境部は14日、全羅北道益山市のある村で多くの住民ががんと診断された問題について、付近の肥料工場が出した発がん性物質が発症原因と発表した。

韓国環境部は14日、全羅北道益山市のある村で多くの住民ががんと診断された問題について、付近の肥料工場が出した発がん性物質が発症原因と発表した。中国メディアの中国新聞網が15日付で伝えた。

記事は韓国メディアの報道を引用。記事によると、環境部は14日、調査結果を発表する会を同市で開き、「工場が出した有害物質とがん発症には関連がある」と指摘した。問題の工場では乾燥過程で規定違反があり、多環芳香族炭化水素などの発がん性物質を排出していたという。

この村では、2017年12月末までに住民99人中、22人ががんを発症し、うち14人が亡くなった。環境部の関係者は「益山市との話し合いを進め、住民の健康モニタリング、環境改善などの事後管理計画を策定し、最大限の努力を払って計画を推し進める」と表明したという。(翻訳・編集/野谷

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