ポルトガル大使「私は中国高速鉄道のファン」―中国メディア

Record China    2019年11月14日(木) 7時0分

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8日、中国共産党機関紙「人民日報海外版」のニュースサイト「海外網」は、ポルトガルのジョゼ・アウグスト・ドゥアルテ駐中国大使がこのほどインタビューで、「私は中国高速鉄道のファンだ」と語ったとする記事を掲載した。写真は中国の高速鉄道。

2019年11月8日、中国共産党機関紙「人民日報海外版」のニュースサイト「海外網」は、ポルトガルのジョゼ・アウグスト・ドゥアルテ(José Augusto Duarte)駐中国大使がこのほどインタビューで、「私は中国高速鉄道のファンだ」と語ったとする記事を掲載した。

記事によると、2017年に駐中国大使に任命されたドゥアルテ大使は着任前、リスボンにある中国政府の非営利教育機構「孔子学院」で中国語を学んだ。そして着任後、「私はここで、中国の悠久の文明や、中国社会の急成長、中国の人々の堅忍不抜な性質に気付き、それを理解すればするほど、中国の文化が好きになった」という。

「中国高速鉄道のファン」を自任するドゥアルテ大使は、インタビューで中国の高速鉄道にも触れ、「そのスピードや快適さは、他の列車に比べてとても競争力がある。中国が世界のテクノロジー大国であることを示す代表作の一つであり、おそらく私が中国で最も頻繁に利用するハイテク製品だろう」と高く評価した。

ドゥアルテ大使は、遠く離れたポルトガルから親戚や友人を招いて一緒に高速鉄道に乗り「中国の速度」を体験してもらってもいるという。

中国はポルトガルにとってアジアで最大の貿易相手国だ。2018年の両国の貿易額は前年比7.27%増の52億4000万ユーロ(約6284億円)に上る。中国の対ポルトガル投資額は90億ユーロを超え、その分野はエネルギー、電力、金融、保険、医療など多岐にわたっている。ポルトガルの中国向け輸出も多様化しており、従来からの自動車や鉱産品に加えて、農食産品、衣料品、家具などが中国の消費者に人気だ。

これについて、ドゥアルテ大使は「両国の経済貿易関係がますます強化されることを期待している。これはウィンウィンが見込めるとても良いことだ」と語っている。(翻訳・編集/柳川)

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