南極を旅行する中国人が急増!昨年は8000人超に=「土地があれば、そこには中国人がいる」―中国ネット

Record China    2019年11月4日(月) 14時10分

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南極を訪れる中国人観光客の数が、米国人に次ぐ世界2位にまで増加している。写真はペンギン。

南極を訪れる中国人観光客の数が、米国人に次ぐ世界2位にまで増加している。29日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で中国メディア・新浪財経が伝えた。

国際南極旅行業協会(IAATO)が発表したデータによると、南極を訪れた中国人観光客の数は2010年に806人となり、初めて世界の上位8位にランクインした。昨年には、その10倍以上の8149人にまで増加し、全体の15%に及んだという。なお、昨年に南極を訪れた観光客の国籍で最も多かったのは米国の1万7679人で、全体の32%を占めた。3番目に多かったのは豪州の6405人だった。

新浪財経はさらに、「2022年には中国人観光客数が米国人を上回る見込みだ」と説明。南極旅行業に携わる関係者は、「観光客の中でも若者が増加する傾向にある」「観光客らは(高額な)旅費をそれほど気にせず、“旅行体験”に最も大きな関心を寄せている」などと紹介したという。中国のオンライン旅行大手・携程(Ctrip)でも、南極へのツアー旅行が数多く販売されている。

このニュースを受け、中国の一部のネットユーザーは「現地の環境を壊さないように気をつけないとね」などと環境への影響に懸念を示した。このほか、「お金さえあれば、世界には中国人が行けない場所などない」「土地があれば、そこには中国人がいる」「100年後には中国人観光客は月にだって行っているだろう」といった感想も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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