愛想を尽かされた韓国、文大統領が急いで安倍首相に手紙―中国専門家

Record China    2019年10月25日(金) 19時20分

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中国の著名軍事専門家の張召忠氏は24日、ポータルサイト・今日頭条の自身のアカウントで「韓国は愛想を尽かされる、文在寅大統領は急いで安倍首相に手紙を書く」と題する文章を掲載した。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

中国の著名軍事専門家の張召忠(ジャン・ジャオジョン)氏は24日、ポータルサイト・今日頭条の自身のアカウントで「韓国は愛想を尽かされ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は急いで安倍首相に手紙を書く」と題する文章を掲載した。

張氏はまず、「日韓の対立は最近、ますます大きくなっており、経済にしても貿易にしても、意見の食い違いは決して小さくはない」と指摘。そうした中で、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が文大統領の親書を携えて来日し、その意図が日韓関係の改善にあったことを指摘した。

そして、「日韓の対立に米国が積極的に介入して来なかったことで先行きを懸念し始めた文大統領が、天皇陛下の即位礼正殿の儀を機に安倍首相に手紙を送り誠意を示した」とし、「安倍首相がこれを受け入れるかどうかは分からないが、離れてもいずれ元に戻るのが人の世の常。互いに膝を交えてしっかりと話し合うべきだ」と論じた。

一方で、「米国がどちらをひいきするかは両国の動きを見れば分かる」とし、日韓と米国との関係にも言及。日本については「米国からの農産品の輸入を含む貿易交渉を進めていることは、トランプ大統領を非常に喜ばせている。国内では反対の声もあったが、頼りになる後ろ盾を得るために安倍首相は一定の妥協をした」とする一方、韓国については「米国の農産品問題については実質的な措置を取らないため、米国も動き始めた」とし、防衛費分担金として50億ドル(約5400億円)を要求していることを紹介した。

張氏は、「米国が韓国に不満を抱いているのは確かなようだ。日本にも米軍は駐留しているが、日本に同様の要求をしたという話は聞かない。つまり、日韓関係が微妙なこの時期に米国がこのような行動に出ることこそが、(日本の肩を持つという)米国の態度を示しているのだ」「文大統領は日本からの制裁を受け、米国からも愛想を尽かされ、当然ながら大きなプレッシャーにさらされている。そのため、仕方なく譲歩した」などと論じた。

そして最後に、「安倍首相と文大統領が和解できるかにかかわらず、われわれは双方がよく話し合うことを希望する。『和気財を生ず』だ。互いに譲歩してこそ、世界経済にプラスのエネルギーをもたらすことができる」と主張した。(翻訳・編集/北田

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