ロシアの最新戦闘機で韓国軍が混乱?韓国メディアは「軍の弱点が露呈」と指摘

Record China    2019年10月27日(日) 11時40分

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25日、韓国・ノーカットニュースは、韓国軍が22日に韓国防空識別圏に侵入したロシアの戦闘機の機種を誤認したことについて「韓国軍の体面を汚した」と批判した。写真はSu-35。

2019年10月25日、韓国・ノーカットニュースは、韓国軍が22日に韓国防空識別圏(KADIZ)に侵入したロシアの戦闘機の機種を誤認したことについて「韓国軍の体面を汚した」と批判した。

記事によると、韓国軍は当初、KADIZに侵入したロシアの戦闘機をSu-27と発表した。しかしロシア国防省がSu-35と公開するとSu-35に訂正したという。これについて記事は「軍の弱点が露呈した」と指摘している。

韓国軍関係者らによると、Su-35はSu-27の軽量版でレーダー探知と機動力に優れており接近戦に向く戦闘機として知られているが、KADIZ侵入当時は性能の差を確認できるような飛行はしなかったという。

また韓国の合同参謀本部は24日の定例会見で「操縦士の肉眼による判断を知らせたものだった」「その後すぐに分析を通して機種を正確に把握した」と釈明した。軍関係者も「Su-27とSu-35の外観はほぼ同じだがわずかに異なる」とし「撮影した写真で確認したのだろう」と話したという。しかし記事は「軍がロシア国防省の発表前に確認したのか、発表後に分析をして確認したのか明らかでない」と指摘している。

これについて、韓国のネットユーザーからは「外観が似ているのならしょうがない。Su-27を基にSu-35を造ったのなら区別はなおさら難しい」「Su-27系列の戦闘機は遠くから見ると同じように見える。写真を比較、分析しなければどの機種か把握できない」「操縦士がSu-35とSu-27を肉眼で区別するのは難しいだろう。レーダーも機種までは判別できない。それを責めるのは違うと思う」など軍を擁護するコメントが寄せられている。

また「ミサイルの開発を急ごう」「鬱陵(ウルルン)島にミサイル基地を造ろう」「独島(日本名:竹島)に軍事基地を造るのはどう?」など提案の声も上がっている。

その他「機種よりもKADIZに侵入したことに重点を置くべきだ」「機種なんて重要じゃない。KADIZに侵入した時に適切な対応ができなかったことが問題だ」などと指摘するコメントも見られた。(翻訳・編集/長居)

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