韓国の高校教師が「反日」を強要、生徒らが糾弾会見へ=韓国ネットも批判

Record China    2019年10月24日(木) 16時20分

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23日、韓国・東亜日報によると、ソウル市内のある高校で一部教師が反日スローガンを叫ぶよう生徒に強要し政治的に偏った教育であるとして問題になっている中、当該校の生徒らが学校を糾弾する記者会見を開く。写真はソウル。

2019年10月23日、韓国・東亜日報によると、ソウル市内のある高校で一部教師が反日スローガンを叫ぶよう生徒に強要し政治的に偏った教育であるとして問題になっている中、当該校の生徒らが学校を糾弾する記者会見を開く。

記事によると、この問題は17日、当該校の一部教師が校内のマラソンイベントで生徒らに反日スローガンを叫ぶよう強要した。生徒らの暴露で明らかになった。教師は同イベントの前にも日本製品の不買スローガンが入ったポスターの製作を強要したという。これに反発した生徒らは団体を結成し、イベント翌日の18日にフェイスブックを通して「生徒はおもちゃではない」とし、「(教師の行為は)汚れ偏った政治的思想を知らぬ間に植え付ける行為だ」と主張していた。

同団体は23日午後4時30分に当該校の正門前で緊急記者会見を開き、団体結成のきっかけと目的、政治的強要の被害事例、今後の計画を明らかにするという。また、22日には教職員に対する監査の実施と指導監督を要求する請願書を市教育庁に提出した。これを受け、同庁は23日午前に本庁と当該校がある地区の教育支援庁の担当者ら約20人を派遣し調査に乗り出した。同庁は全校生徒を対象にアンケート調査を行い事実関係を確認し、追加の調査が必要であれば監査を実施する計画だという。

これに韓国のネットユーザーからは「生徒の皆さん頑張って」「幼い生徒たちの勇気は素晴らしい」「このような高校生がいるから国の未来がある。生徒たちが誇らしい」「彼らが学校から不当な扱いを受けないように私たちが守ってあげよう」など温かいコメントが寄せられている。

また、「未成熟な高校生に個人的な政治的思考を強要し、偏った政治意識を植え付けるのは教師の道理ではない」「大人として恥ずかしく反省するべき行為だ。教師という中立な立場にいながら偏った思想と行動を強要するなんて」など教師らを批判する声も上がっている。

その他、「市教育庁が同じ陣営にいる教師らを適切に調査するのか、公正に調査するのか疑わしい。うやむやにする可能性が高い」「この高校だけの問題ではない。全国調査をする必要がある」などの指摘も見られた。(翻訳・編集/長居)

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