車いすの女性が手だけで車を運転する日本の動画に中国ネット感慨=「もし中国なら…」

Record China    2019年10月22日(火) 13時10分

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車いすの女性が自力で車を運転する日本の動画が中国版ツイッター・微博でも複数のメディアによって報じられ、多くのネットユーザーの注目を集めている。

車いすの女性が自力で車を運転する日本の動画が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも複数のメディアによって報じられ、多くのネットユーザーの注目を集めている。

動画は車いす生活を送っている岸田ひろ実さんが自力で自動車の運転席に移り、運転する様子を撮影したもの。先月18日に娘の奈美さんによってツイッターに掲載され、日本で大きな話題となっていた。

微博では、中国の動画メディアなどが「障害をもつ人のために設計された自動車」というタグとともに岸田さんの動画を紹介。「日本のあるネットユーザーのお母さんには下半身麻痺があるが、特別に設計されたこの車のおかげで彼女は自由に出かけることができるようになった。思いやりにあふれたさまざまなデザインが本当にすばらしい!」などと説明した。

中国のネットユーザーからは1000を超えるコメントが寄せられており、「彼女が自分の足を持ち上げるのを見て、障害を持つ人の苦労とタフさを痛感した」「車いすを自分の身体の上に沿わせて後部座席に移すところでは、すごく胸が締め付けられた」などと感慨を示すものが多かった。また、「上半身だけで運転できる車もあるのか。すごく人道的だ」などと驚く声も上がった。

このほか、「アクセルやブレーキを脚で操作するというのは1つのやり方に過ぎなくて、本来ならこんな風に、それぞれのニーズに合わせてやり方を変えられるんだ。理解が広まるといいな」という意見や、「もし中国なら、運転免許の取得すら難しいだろう」「日本の障害者に対する待遇は世界でもトップレベルだ」「中国も変わらなくてはいけない」などと、日本と中国の状況を比較する声も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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