どこにも触る必要なし?中国に「普通じゃない」公衆トイレ出現―中国メディア

Record China    2019年10月22日(火) 9時30分

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中国メディア・中国経済網は18日付の記事で、浙江省杭州市に登場した中国初という全工程タッチレスの5G公衆トイレを紹介した。

中国メディア・中国経済網は18日付の「5G公衆トイレ、普通じゃないトイレ体験」と題した記事で、浙江省杭州市に登場した中国初という全工程タッチレスの5G公衆トイレを紹介した。

水漏れや老朽化が深刻だった武林路275号の同公衆トイレは、6月から始まった改修によって2階建ての5Gトイレへと生まれ変わった。今月26日から一般開放される予定だという。

記事によると、同トイレ内の各ドア横にはセンサーパネルが設置されており、利用者が手をかざすと扉が開き、その数秒後に自動でロックされる。個室内では顔認証スキャンによって紙が供給され、使用後は自動で水が流れるほか、手洗い場の蛇口やハンドソープ、ハンドドライヤーにもセンサーが取り付けられているため、利用者はトイレ内のどの設備にも手を触れる必要がないという。

また、同トイレは中国三大通信キャリアの一つである中国移動(チャイナ・モバイル)が提供する5G回線を導入していて、設備全体に臭い感知器や人数検知器、さらに空気や地面の湿度感知器などなど多種多様なセンサーが取り付けられているそうだ。臭気を感知した際には芳香剤スプレーが、地面の濡れを感知した際には除湿用乾燥器が作動する仕組みになっているという。

記事また、「センサーに不具合が生じた場合に備え、同トイレは手動で便座を開閉したり、個室にカギをかけたりできるようにも設計されている」と説明。このほか、「大きな荷物はトイレ入り口に設置されたロッカーに、顔認証によって一時的に預ける」「女子トイレにはトイレ用擬音装置が設置されている」などと紹介し、「至るところに見られる気遣いが、人々からさらなる称賛を集めている」と指摘した。(翻訳・編集/岩谷)

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