「台風お見舞い横断幕」で話題になった中国艦艇、日中両国の国旗掲げ東京を後に―華字紙

Record China    2019年10月17日(木) 11時40分

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観艦式に参加するため日本を訪れていた中国海軍の052D型ミサイル駆逐艦「太原」が16日、帰国の途に就いた。

観艦式に参加するため日本を訪れていた中国海軍の052D型ミサイル駆逐艦「太原」が16日、帰国の途に就いた。

日本の華字紙・中文導報は17日、「中国の戦艦が東京を後に、思いやりと温かな心を残して」と題する記事を掲載。当日、太原が停泊していた東京の晴海ふ頭には、中国駐日大使館の職員や在日中国人らのほか、海上自衛隊の隊員が見送りに訪れた。記事には、中国海軍の船員と自衛隊員が握手をする様子や、「太原」が日中の国旗を掲げている様子を写した写真が掲載されている。

記事は、もともと14日に予定されていた観艦式が台風19号の影響によって中止になったことに触れ、「太原は予定通り東京を訪問した。しかし、目的は観艦式から慰問へと変わった。太原は日本国民へのお見舞いの横断幕を掲げた。心温まるメッセージは、日本の人々に鋼鉄のよろいを脱がせる温情と思いやりだった」と伝えた。

「太原」は14日、台風19号で被災した日本人に向け、「台風被災心より御見舞早期復旧心より御祈念」(原文ママ)と書かれた横断幕を掲げた。(翻訳・編集/北田

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