【CRI時評】中米両国は最も実際的な方法で問題解決の道を見出した

CRI online    2019年10月15日(火) 21時10分

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 先日、ワシントンで行われた新たなラウンドの中米経済貿易ハイレベル協議が終了した。双方は農業、知的財産権の保護、為替レート、金融サービス、貿易協力の拡大、技術移転、紛争の解決などの分野で実質的な進展を得た。中米双方は今後の協議の段取りを議論し、最終合意を達成する方向で共に努力する...

 先日、ワシントンで行われた新たなラウンドの中米経済貿易ハイレベル協議が終了した。双方は農業、知的財産権の保護、為替レート、金融サービス、貿易協力の拡大、技術移転、紛争の解決などの分野で実質的な進展を得た。中米双方は今後の協議の段取りを議論し、最終合意を達成する方向で共に努力することで合意した。米国側は、今回の協議で実質的な第1段階の成果を得られたとの認識を示し、双方のチームが集中して作業を進め、第1段階の合意書本文を早期確定し、その後も協議を続けていくことを希望した。

 中米は世界第1、第2の経済体であり、経済貿易の問題は複雑で錯綜している。短時間ですべてを包括する合意を得ようとすることは、現実的ではない。中米双方は1年あまりの話し合いと対立を経て、消費者と生産者の利益をまず優先して考え、対立が比較的小さい議題から着手して、「易」から「難」に向けて少しずつ進めて合意を達成することこそ、問題を解決するのに明らかに有効な方法だと認識するに至った。

 中米の経済貿易関係は世界の大局を安定させる「碇(いかり)」だ。経済貿易問題を上手く処理することは、中国のためになり、米国のためになり、世界の平和と繁栄に利することになる。これは中米双方が到達した最新の共通認識だ。現在は部分的に得られた協議の進展を基礎として、中米双方は引き続き更に努力し、互いに向き合う姿勢を維持し、最終合意という目標に向けて努力し、両国関係を正しい軌道に沿って前向きに発展させねばならない。(CRI論説員)

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