【CRI時評】中国の対外貿易は引き続き世界経済の安定器

CRI online    2019年10月14日(月) 22時20分

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 中国税関総署が14日に発表したデータは、中国の今年第3四半期までの対外輸出入総額が対前年2.8%増の22兆9100万元に達したことを示している。全世界の貿易が明らかに減速している中で、中国の対外貿易は全体として平穏で、安定しつつ質の向上が伴う成長動向を示しており、中国経済の強靭...

 中国税関総署が14日に発表したデータは、中国の今年第3四半期までの対外輸出入総額が対前年2.8%増の22兆9100万元に達したことを示している。全世界の貿易が明らかに減速している中で、中国の対外貿易は全体として平穏で、安定しつつ質の向上が伴う成長動向を示しており、中国経済の強靭さと活力を示している。

 対外貿易は一国経済の発展状況の重要な指標だ。貿易保護主義などの要因によって世界経済の減速要因が増大している中で、中国の第3四半期までの輸出入が依然として安定しながら質の向上を保っていることは、中国経済の強靭さ、安定した運営、活力を十分に説明している。14億人近い巨大な市場と中国人の絶えず高まる消費ニーズは、中国が外部のリスク、課題に対応し、対外貿易の継続的な成長を実現する上で有力な支えとなっている。

 同時に、中国が採っている減税と行政事務手数料の減額、ビジネス環境適正化などの一連の措置は、企業の活力を効果的に刺激し、貿易の円滑化のレベルを高め、対外貿易の安定した成長の助けとなっている。統計によると、第3四半期までに中国が輸入と輸出に費やした合計の通関時間は2007年と比べてそれぞれ56.4%、64.7%短縮されている。

 新中国成立後の70年を振り返ると、中国は貿易弱国から世界最大の貨物貿易大国へと、中国自身を成長させながら、世界経済に重要な貢献を果たして来た。中国の輸出は全世界にコストパフォーマンスの高い商品と資源を提供し、中国の輸入は全世界に巨大な市場を提供して、全世界の経済成長を牽引している。中国の対外貿易の成長が持つ強靭さ、貿易構造の最適化、成長の原動力の転換の加速といった総体的な傾向は変わることはなく、それらは引き続きグローバル経済成長の重要な安定器となっている。(CRI論説員)

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