文大統領が台風被害の日本にお見舞いメッセージ、韓国ネットの反応は…

Record China    2019年10月15日(火) 17時20分

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14日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の文在寅大統領が台風19号により大きな被害を受けた日本に向けてお見舞いのメッセージを送った。写真は台風19号で氾濫危険水位に到達した荒川。

2019年10月14日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が台風19号により大きな被害を受けた日本に向けてお見舞いのメッセージを送った。

記事によると、韓国大統領府報道官は、文大統領が同日午後に外交ルートを通じて安倍晋三首相と日本国民にメッセージを送り、今回の台風により多数の犠牲者と被害が出たことについて「哀悼と慰労の意」を示したと明らかにした。文大統領は昨年の大阪に大きな被害をもたらした台風21号や北海道地震の際もお見舞いのメッセージを送っていた。

今回のメッセージについて、記事は「韓国政府が日本の天皇陛下の即位式に最高位級の李洛淵(イ・ナギョン)首相を送ると発表したことに続いて文大統領がお見舞いメッセージを出したことで、日韓関係改善に向けた対話のきっかけが作られるのではないか」と伝えている。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「この前まで『日本と最後まで戦う』と意気込んでいなかった?」「日本は同盟でも友達でもないはずでは?」「文大統領が国民の日本不買運動をあおったのに、世界で孤立しそうになったら慌てて日本に媚を売るの?」「文大統領の本心は?韓国国民を混乱させないで」「韓国の大統領なのだから、日本国民より先にチョ・グク(法相辞任)問題で苦しむ韓国国民の心配をするべきでは?」などと指摘する声が上がっている。

一方で「多くの犠牲者が出ているのだから、哀悼メッセージを送るのは人間として、大統領として当然のこと」「私は高く評価する。どんな状況でも災害時は励ますのが人としての道理だし、国際的なマナー」「よくやった。歴史は憎んでも、今の人たちまで憎んではいけない」と評価する声や、「国と国は争っていても命は尊いもの。こういう時こそ協力すべき」「隣国の被害を見るのは心が痛い。頑張れ日本」との声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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