チョ・グク氏は文大統領の改革の使命を背負った「男版・崔順実」なのか―中国メディア

Record China    2019年10月10日(木) 21時50分

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中国メディアの界面新聞は9日、「チョ・グク氏は、文在寅大統領の改革の使命を背負った男版・崔順実なのか?」と題する記事を掲載した。写真はチョ・グク法相(韓国法務部サイトより)。

中国メディアの界面新聞は9日、「チョ・グク氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の改革の使命を背負った男版・崔順実(チェ・スンシル)なのか?」と題する記事を掲載した。

記事は、9日にソウルの光化門広場で文大統領の退陣とチョ・グク法相の辞任を求める大規模の集会が開かれたことを説明。チョ氏が、自身や親族のスキャンダルを抱えたまま司法改革を進めることに、韓国国民から不満の声が相次いでいると伝えた。

その上で、「54歳のチョ法相と66歳の文大統領には共通点がある」と指摘。「いずれも法曹界出身で廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に近しい」とした。チョ氏は法相になる前、最側近が就くと言われる民情首席秘書官を務めていたが、文大統領自身も廬武鉉政権時代に同ポストを務めている。

さらに、「朴槿恵(パク・クネ)前大統領と親密な関係にあった崔被告と同様に、チョ氏も娘(と息子)の入試不正疑惑が指摘されている」とし、チョ氏の妻であるチョン・ギョンシム東洋大教授の疑惑も含め、韓国で批判の声が高まっているとした。

記事は、「朴槿恵、李明博(イ・ミョンバク)政権時の積弊を清算すると宣言した文大統領の改革者としてのイメージは、すでに大きく傷ついている」とし、韓国「明日新聞」と西江大学現代政治研究所が成人男女1200人を対象に行った調査で、文大統領の国政運営に肯定的な評価を下したのが32.4%にとどまったことを紹介した。

そして、韓国国内がチョ氏に対する支持と不支持で大きく二分されていることについて、「チョ・グク氏に分裂させられた大韓民国」「チョ・グク氏にダメにされた国」といった批判の声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/北田

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