【CRI時評】テクノロジー・イノベーションは中国の発展の無尽蔵の原動力

CRI online    2019年10月6日(日) 16時35分

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 新中国成立70周年に際し、90歳近い中国の女性科学者で、ノーベル生理学・医学賞受賞者の屠呦呦氏に「共和国勲章」が授与された。屠氏のチームは、中国の伝統医学から知恵を汲み取り、アルテミシニンによるマラリア治療の方法を研究・発見し、世界何百万人ものマラリア患者の命を救った。この医学...

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 新中国成立70周年に際し、90歳近い中国の女性科学者で、ノーベル生理学・医学賞受賞者の屠呦呦氏に「共和国勲章」が授与された。屠氏のチームは、中国の伝統医学から知恵を汲み取り、アルテミシニンによるマラリア治療の方法を研究・発見し、世界何百万人ものマラリア患者の命を救った。この医学研究の成果は、新中国70年のテクノロジーの発展・進歩の縮図だ。

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 中国のテクノロジー・イノベーションの70年間の目覚しい成果は国家レベルの高度な重視と密接不可分だ。新中国成立初期の「科学に向かって進軍せよ」という呼び掛けから改革開放での「科学技術は第一の生産力」という論断を打ち出すまで、中国共産党第18回全国代表大会でイノベーション駆動型発展戦略の全面実施を打ち出してから、「イノベーションは発展をけん引する第一の原動力」を確立するまで、70年にわたり、トップダウン設計は、中国のテクノロジー・イノベーションに重要なけん引・誘導の役割を果たしてきた。同時に、中国は、テクノロジー発展の「ソフト面の環境」の構築・促進に注力し、知的財産権保護の強化に力を入れ、科学研究人材の育成、使用、奨励のためのメカニズムを整え、研究開発費の規模を年々拡大してきた。

 客観的に言えば、世界最大の発展途上国である中国の全般的なテクノロジー・レベルは依然、先進国と格差がある。世界トップクラスの科学誌「ネイチャー」が算出した国別・研究機関別の基礎研究の産出指標によると、中国は2012年から2位を維持しているものの、「ネイチャー・インデックス」は米国の2分の1にとどまっている。これは、中国のイノベーション領域におけるポテンシャルの大きさを示している。中国は今後、世界のテクノロジー発展の潮流に順応し、世界のテクノロジー・イノベーション・ネットワークに積極的に融け込み、世界のテクノロジー・ガバナンスに深く関与し、世界の主要な科学センターとイノベーション・ハイランドになるために努力し、自らのテクノロジーの進歩を実現すると同時により多くの国と人々に恩恵を施すだろう。(CRI論説員)

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