国慶節の花火大会、終了後にごみ拾いをする若者が続出―南京市

Record China    2019年10月4日(金) 18時30分

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10月1日、江蘇省南京市で開催されたある花火大会では、終了後に若者らが自発的にごみを拾ったり、一カ所にまとめたりする光景が見られたという。

10月1日、中国では建国70周年を記念して各地でイルミネーションや花火のショーが行われた。江蘇省南京市で開催されたある花火大会では、終了後に若者らが自発的にごみを拾ったり、清掃が楽になるように一カ所にまとめたりする光景が見られたという。2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で動画メディア・梨視頻が伝えた。

映像によると、玄武湖から打ち上げられる花火を間近で見られる南京駅前には当日、多くの観客が押し寄せたが、大会終了時にはたくさんのごみが残された。しかし、若者を中心に、ビニール袋などを手にした人々が次々に清掃に協力し始めたという。

清掃に参加した若者らは、インタビューに「花火を見終わって、することもないから、それならごみ拾いを手伝おうかなと思って。そうすれば清掃員の人も助かるだろうし」「人々が去った後にこんなにたくさんのごみが落ちているとは思いませんでした。素養を高める必要があると思います。ごみが捨てられなければ、拾わなくてもいいですからね」などと話した。担当していた清掃員も、「とても助かりました。数人の清掃員だけでは大変だったはずです」と語った。

この様子を報じた梨視頻の投稿には、「中国人の素養は、本当に若い人たちによって高められているね」「遠くない将来、中国人全体の素養はとても高まっていると思う。がんばろう」などのコメントが寄せられた。また、「ごみを捨てる人と拾う人は全く違う種類の人間だな」「自分で出したごみを持って帰るのは、最低限のマナーだろう」「受けた教育のレベルが(高齢の中国人とは)違うから」といった意見も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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