韓国が運営する竹島の気象装備データ、2年のうち90日も「作動せず」=韓国ネットもあきれる

Record China    2019年10月2日(水) 6時20分

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29日、韓国・ソウル新聞によると、韓国気象庁が運営する竹島の気象装備がこの約2年間で90日は作動していなかったことが明らかになった。写真は竹島。

2019年9月29日、韓国・ソウル新聞によると、韓国気象庁が運営する竹島の気象装備がこの約2年間で90日は作動していなかったことが明らかになった。

国会環境労働委員会所属議員が韓国気象庁から提出を受けた「独島(日本名:竹島)自動気象観測装備(AWS)」とブイ式波高計のデータに関する資料によると、昨年1月から今年8月までの間、竹島の気象装備からデータが送出されなかった日が90日(14.8%)に達したという。特に、記事は「日本政府は昨年8月28日、韓国の海洋調査船が独島周辺で海洋調査と見られる活動を行ったと韓国政府に抗議したが、その日も気象情報を収集する独島AWSは作動していなかった」と強調している。

また、台風が付近を通過した日にAWSのデータが「0」を記録したり、豪雨の日にも降水量が「わずか」と記録したりする日が多かったという。竹島に常勤する韓国気象庁職員は現在1人もおらず、島上にある唯一の気象測定手段がAWSだが「正常に作動している時も送出データを信頼することは難しい」と記事は指摘している。装備の管理も行き届いておらず、AWSの修理期間は平均34日、最長で78日かかっているという。

記事によると、AWSは2009年、ブイ式波高計は2011年に設置され、費用は1億4000万ウォン(約1260万円)だった。韓国気象庁は全国59台のブイ式波高計のうち9台を、590台のAWSのうち47台を今年交換するため予算を編成しており、竹島のものも含まれているが、竹島関連予算はいまだ執行されていない状態だという。

同議員は「独島と韓国の領海を守るための気象情報の品質を徹底して点検する必要がある」と訴えている。記事は「気象装備のデータは、独島警備隊の海上警戒に緊要な資料であり、批判は免れない状況だ」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「あきれた話だ」「日本が軍事的挑発に備えた布石を敷いているのに、何をしているのか」「誰よりも国防に忠実であるべき文大統領は何をしているんだ?。反日ばかり」「口先だけの『わが領土』」「政府は口で防衛と言うだけでなく、徹底して備えるべきだ」「ミサイル基地を設置するのが簡単だし戦略的にもいいんじゃないか」「イージス艦に設置されるレーダーを独島に持ってこよう」「独島の全てのシステムは可能な限り最新のものにして、他のどの地域よりも細かく管理しよう。シンボル的な意味も大きい」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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