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インド開発の戦闘機は超高価で性能は落ちこぼれ、しかも“わが方”の商売妨害―中国メディア

配信日時:2019年9月29日(日) 16時30分
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中国メディアの捜狐は23日付で、インドが開発したLCA戦闘機(テジャスの呼称もある)を「性能は落ちこぼれ」「超高価」と酷評する記事を掲載した。東南アジアの国々が中国とパキスタンの共同開発機である「梟龍」戦闘機でなくLCAの導入に関心を示しているとされる現象については、インド側がエンジン問題でロシアに絡めて虚偽の情報を流して「足を引っ張っている」と決めつけた。

LCAは、1985年にインドのラジブ・ガンジー首相(当時)が開発を宣言した戦闘機だ。当初は米国と共同開発する予定だったが、インドが核実験をしたことを理由に米国は撤退。開発は大幅に遅れ、初飛行は2001年1月、生産開始は07年、インド軍が運用を開始したのは15年だった。

記事は、開発までに40年を要したために、立案当初に定められた性能はすでに「非常に落ちこぼれている」と酷評。開発に時間がかかった理由を「インドの飛行機開発の実力が弱すぎ、さらに指示の統一も欠落していたため、多くの問題が出た」と主張した。

ジェット戦闘機には、世代分類がある。完全には厳密でなく、国や時期によっても異なる場合があるが、ステルス性能などを備えた米国のF-22、F-35、中国のJ-20などは「第5世代」とされることが多い。日本の航空自衛隊も多く導入したF-15は第4世代に分類される。

捜狐の記事はLCAについて、「価格が8400万ドル(約90億4000万円)もする。第2世代の性能の戦闘機としては超高価だ。なぜなら、米軍のF-35戦闘機も価格は1億ドル(約108億円)を少々上回る程度だからだ」と論じた。インド軍がLCAの大量配備を進めていることについては「頭が固いから、こんな落ちこぼれの戦闘機を購入している」と評した。

記事は一方で、中国とパキスタンが共同開発した「梟龍」戦闘機にも触れた。同戦闘機の中国側呼称は梟龍またはFC-1で、パキスタンでの呼称はJF-17またはサンダーだ。同機の開発が始まったのは1980年代で、当初は米国のグラマン社などが協力した。しかし89年の「天安門事件」で米国をはじめとする西側諸国は中国に対する技術提供を打ち切った。

中国はそのため、パキスタンとの共同開発に切り替えた。パキスタンは米国製のF-16戦闘機を保有しており、パキスタンを通じて関連情報がもたらされたとされる。また、中国との関係が改善したロシアの技術も入手できたとされる。初飛行は2003年だった。

中国では、梟龍の輸出に大きな期待が寄せられた。しかし、ミャンマー軍が小規模な購入をした以外は、輸出は実現していないとされる。中国軍も梟龍を導入しておらず、100機以上の規模での購入を決めたのはパキスタン軍だけにとどまっている。

捜狐の記事は、「東南アジアの多くの国が、(インドの)LCAに関心を持ち、購入を希望している」と紹介。インド側のLCA売り込みについては、梟龍を導入した場合の運用面の不安を主張していると紹介した。

記事によると、インド側は梟龍について「ロシア製のRD-93型エンジンを搭載している。従って同機の輸出についてはロシアが一定の影響力を持つ」として、外交問題などによりロシアがエンジンの引き渡しを拒否する可能性を示唆している。また、インド側は、自国でエンジンを開発しているので、「そのような問題はありえない」と説明し、さらに「インドとロシアの関係は非常に緊密で、エンジンの購入に当たって、そのような(ロシア側の拒否という)事態はありえない」と主張しているという。

記事は、インド製のエンジンについて「製法が非常に劣り、現在もまだ使用していない」と指摘。インドとロシアの関係は、「梟龍の開発国(中国)とロシアの関係ほど親密でないのは明らか」と主張し、「インドがエンジンの問題を持ち出して、梟龍の発展を阻止しようとしても不可能であることは明らか」と主張した。

記事は最後の部分で、梟龍について「価格はわずか1600万ドル(約17億2000万円)。したがって(商品としての)競争力は非常に強い」と主張。さらに、インドがLCAの売り込み先として論じる東南アジア各国については「(すでに)配備している戦闘機はいずれもLCAよりもはるかに先進的」として、東南アジア各国が「価格が高騰し、あんなにも落ちこぼれた戦闘機を配備することは、根本的にありえない」と酷評した。

中国とインドの間には国境問題などが存在する。両国は現在のところ正常な関係の維持に努める方向性を示しているが、かつては戦争を起こし、中国が戦端を開き勝利した。インドとパキスタンの関係は、英植民地からの独立以来の「犬猿の仲」とも言える。一方で中国とパキスタンは、極めて親密な関係を構築した。中国国内では、親パキスタン・嫌インドの感情が根強い。軍事面についても、インドを極めて低く評価する記事が目立つ。(翻訳・編集/如月隼人)
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