2019MAMAの「日本開催」に韓国のメディアとネットが猛反発

Record China    2019年9月26日(木) 18時50分

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24日、韓国・Newsenは、韓国企業が主催するアジア最大級の音楽授賞式「2019 Mnet Asian Music Awards」について「日韓関係の悪化の中、予定通り日本開催が確定した」と伝えた。写真は名古屋。

韓国企業が主催するアジア最大級の音楽授賞式「2019 Mnet Asian Music Awards(MAMA)」が予定どおり日本で開催される。24日、韓国・Newsenは「日韓関係の悪化の中、日本開催となるか別会場を模索するかに注目が集まっていたが、日本開催が確定した」と伝えた。

2019MAMAは12月4日、愛知県・ナゴヤドームで開催される。記事によると、MAMA事務局は「政治的イシューとは別に民間文化交流は継続すべきだというのが大方の意見だった」と説明している。

しかし記事は「こうした決定を受け、韓国の音楽ファンの間では批判の声が高まっている」と指摘。「韓国内では日本製品不買運動が続いており、日本旅行ボイコットの雰囲気もある中、MAMAがK-POP歌手を引き連れて日本に行き、アジアの音楽ファンを日本に集める形だ」と説明している。また、MAMAの海外開催そのものについても「韓国の授賞式を海外で行う理由がない」として数年前から批判が寄せられているが、MAMA側は海外開催にこだわってきたとも指摘している。

今回の日本公演発表の際にも、事務局側は「ドーム公演はアーティストの影響力を評価する尺度であり、全ての歌手の憧れのステージ」だとし、「MAMAはグローバル音楽授賞式であり、単なる年末の授賞式を超えた世界の音楽ファンが楽しめる世界最大の音楽フェスであり、アジア大衆音楽の拡散の場、音楽人たちのグローバルな疎通の窓口となっている」と「自画自賛した」とも記事は伝えている。その上で「韓国で開催すれば世界の音楽ファンが楽しめる授賞式にできないのか」「なぜK-POPの影響力を日本で立証しなければいけないのか」「今でも日本のドーム公演が歌手の憧れなのか」と指摘し、主催側のコメントを「説得力がない」と切り捨てている。

さらに記事は「もはやK-POPは『井の中の蛙』ではない。アジア全域はもちろん米国、欧州でも愛され、全世界に広がっている」「韓国での授賞式開催の方がより象徴性のあるものになる」と主張し、「韓国内より高額でチケットを販売できるという資本主義の論理で日本開催を選択した」と批判している。

この記事に、韓国のネットユーザーからも「ふざけてる。韓国の歌手を連れて行かないで」「(Mnetを運営する)CJと日本の関係は?このご時世に、もしや日本企業じゃないのか?」「これは本当に不買とボイコットをすべきでは?」「どうかしてる。CJも不買運動の対象にしよう」など批判の声が殺到している。

また「歌手の皆さん、ボイコットしてくれ。行くべきじゃない」「これに出演する歌手を不買しよう」「それだけ大きなイベントなら、韓国で開催して韓国を知ってもらうべきだ」「昔から不思議だった。なぜMAMAは海外でばかりやるんだ?」「チケットの値段が上がるんだよ。お金になるってことだ」「韓国にはいい会場がないから」「単純にグローバルが好きなんだよ」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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