Record China 2019年9月19日(木) 19時20分
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19日、中国メディアの海外網は、スティルウェル米国務次官補がこのほど、「米国は日韓関係の改善に積極的に関与している」と語ったことについて、中国の専門家の見方を紹介した。資料写真。
2019年9月19日、中国メディアの海外網は、スティルウェル米国務次官補がこのほど、「米国は日韓関係の改善に積極的に関与している」と語ったことについて、中国の専門家の見方を紹介した。
記事はまず、朝日新聞の報道を引用し、スティルウェル氏が18日、米議会の公聴会で証言し、険悪化する日韓関係の問題を解決するため、「米国は積極的に関与している」と語ったことを紹介した。
その上で、スティルウェル氏について、「元空軍准将で、今年6月に東アジア・太平洋担当の国務次官補に就任した。韓国語と中国語に精通し、2008年からは米軍三沢基地司令官を務め、日本語も理解する」と伝えた。
そして、朝日新聞によると、スティルウェル氏は、これまでに日韓両国のカウンターパートと複数回会談したことを明らかにした上で、両国に対して対立を休止し、お互いに懸念を表明し続けるよりも解決策を探るように促したと指摘し、「(日韓両国との)同盟は極めて重要だ」「米国は今後も両国に対して前向きな解決策を探るように促し続ける」などと述べたと伝えた。
記事は、トランプ米大統領が今年7月、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領から、日本との対立に関して仲介を頼まれたことを明らかにした上で、「もし彼らの双方が求めるなら、私は関与するだろう」と述べたものの、まずは日韓間で対立の解消をめざすのが望ましいとの考えを示したことを紹介。こうした状況について、中国社会科学院日本研究所の呂耀東(リュー・ヤオドン)氏は、「米国は何度も仲介に乗り出す姿勢を示してきたが、全て虚言だ。これまでのところ実質的なアクションは何もしていない。仲介に乗り出すふりをしているだけだ」と分析していると伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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