韓国で立て続けに豚コレラ発生、「台風が原因」説も―中国メディア

Record China    2019年9月19日(木) 16時50分

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18日、成都商報は、韓国でアフリカ豚コレラの発生が相次いでおり、台風が原因との見方も出ていると報じた。写真はおいしそうな豚肉。

2019年9月18日、成都商報によると、韓国でアフリカ豚コレラの発生が相次いでおり、台風が原因との見方も出ているという。

記事は、16日に京畿道坡州市で初めて豚コレラの発生が確認されたのに続き、17日午後には坡州市に近い漣川郡でも2例目となる豚コレラが確認されたと紹介。現時点では感染経路が明らかになっておらず、韓国政府は感染状況を「深刻」レベルに引き上げたと伝えた。

そして、韓国紙・ハンギョレの報道として「発生原因について複数の説が出ているが、現時点で政府が認めたものは1つもない。韓国政府は、生きたブタが豚コレラウイルスに感染した食品を食べた、養豚場の関係者が豚コレラの発生している国へ行った、イノシシが持っていたウイルスに感染した、という3つの可能性を挙げている」と紹介した。

一方で、韓国農林畜産食品部が1例目の豚コレラ発生農場を調査したところ、ウイルス感染の可能性がある食品を使用していなかったこと、イノシシの進入を防ぐ対策を十分にしていたこと、管理者や従業員が今年1月以降出国していないことから、「原因の特定が難しい状況である」とした。

また、豚コレラの発生には先日、朝鮮半島を通過した台風が関係しているとの見方もあるという。5月に北朝鮮の慈江道で豚コレラが発生しており、「ウイルス感染したイノシシが台風の大雨で増水した川の流れによって韓国国内へと入った可能性がある」といった見解が出ているようだ。(翻訳・編集/川尻

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