明治が天津に牛乳・ヨーグルトの生産販売拠点を新設、その他

Record China    2019年9月18日(水) 9時20分

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明治ホールディングスは牛乳、ヨーグルトなどを生産・販売する明治乳業(天津)有限公司を17日付で設立と発表した。写真は新会社所在地の天津経済技術開発区の様子。

明治が天津に牛乳・ヨーグルトの生産販売拠点を新設 / ワイエイシイホールディングスが山東省に合弁設立、クリーニング装置の販売拡大 / 双日が杭州に出張所を開設 / ソフトバンクロボティクスグループがAI清掃ロボット「Whiz」を香港・マカオで初の海外提供

●明治が天津に牛乳・ヨーグルトの生産販売拠点を新設

明治ホールディングスは17日付で、中国における事業拡大を目的に牛乳、ヨーグルトなどを生産・販売する明治乳業(天津)有限公司を同日付で設立と発表した。

会社所在地は天津経済技術開発区内。資本金は6億2000万元(約95億円)で、明治(中国)投資の100%出資。2022年度下期の生産開始を予定する。

●ワイエイシイホールディングスが山東省に合弁設立、クリーニング装置の販売拡大

ワイエイシイホールディングスは17日、中国山東省日照市に民間会社との合弁でクリーニング設備を製造販売する工場を設立し、クリーニング装置の拡販を実施すると発表した。

会社名は浣新(山東)智能洗浄設備。設立日は8月23日。払い込み資本金は670万ドル(約7億2500万円)。出資比率は合弁相手の衣錦浣香電子商務が67%、ワイエイシイホールディングスが33%。合弁会社設立では、外資が33%以上出資することで税制面や土地取得などで優遇される同市の政策を利用した。

衣錦浣香電子商務は、顧客からスマートフォン経由で注文を受け、宅配業者が衣類を受け取りクリーニング工場に搬送、仕上がり後は宅配業者が顧客に配送するビジネスモデルを採用している。代金決済でもスマートフォンを利用する。

合弁会社は衣錦浣香電子商務グループが新設のクリーニング工場で使用する装置と設備の製造・販売を行う。中国では今後、人出不足が深刻な問題になると予想できるため、自動化機械の開発も視野におく。

●双日が杭州に出張所を開設

双日は17日、中国現地法人の双日(上海)が、浙江省杭州市に出張所を開設したと発表した。

杭州市は大手民間企業が集中する経済活動が活発な都市で、自動車を含む機械や、化学などの事業領域において、双日グループが良好な関係を維持するパートナー企業も多く集まっているという。杭州出張所を通じて、企業との協業などにより新規ビジネスを開発し、新たな価値創造を目指す。

●海外初、ソフトバンクロボティクスグループがAI清掃ロボット「Whiz」を香港・マカオで提供

ソフトバンクロボティクスグループは17日、香港とマカオでオフィスや業務フロア向けのバキュームAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」の提供を始めると発表した。「Whiz」が海外で提供されるのは初めて。

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスグループ子会社のソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボット。最初に同機を手押しして清掃エリアの地図データを作成し記憶させれば、次回からはスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができる。

清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能という

(翻訳・編集/如月隼人

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