中国系への差別的発言が物議の米コメディアンに、中国系初の米大統領選候補が反応―英紙

Record China    2019年9月18日(水) 14時40分

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米国のバラエティー番組で放送された司会者の中国系差別的な発言に対し、中国系人初の米大統領選候補者であるアンドリュー・ヤン氏がコメントした。写真はヤン氏。

米国バラエティー番組の司会者の中国系への差別的な発言に対し、中国系初の米大統領選候補者であるアンドリュー・ヤン氏がコメントした。英紙デイリー・メールの報道に基づき、16日付で中国経済網が伝えた。

「サタデー・ナイト・ライブ」の司会を務めるコメディアンのシェイン・ギリス氏は、同番組の中でチャイナタウンに住む中国系の人々を侮辱的な言葉で形容した。それを受け、各方面からはギリス氏に対する批判が殺到。しかし、ギリス氏はこれに対し「私はコメディアンだ。間違いを犯すこともある」などとSNSに投稿したという。

15日(現地時間)、ヤン氏は米CNNの番組でギリス氏の発言に言及。「小さい頃から今まで、アジア系の人々に対する差別的な発言を何度も聞いてきた。そういった言葉は本当に、人を傷つけるものだ」としつつも、「現代の米国人はささいな言論に対して敏感すぎる」と語ったという。

また、ヤン氏は自身のツイッターで直接ギリス氏に宛てて、「私は人々に考えさせるような、そして、安っぽいカットを撮らないようなコメディーが好きだ。だが、君が望むなら私も隣に座って話し合いたい」と発言。その後は「シェインは手を伸ばしてくれた。私たちはどうやらすぐに一緒に座ることができそうだ」という投稿も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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