「恥ずかしい」「日本のパクリなのに」韓国地方都市の観光客誘致計画が物議

Record China    2019年9月10日(火) 22時30分

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10日、韓国・MBNによると、観光客誘致のため山の頂上に巨大な「テコンV」像を設置するというある地方都市の計画が物議を醸している。

2019年9月10日、韓国・MBNによると、観光客誘致のため山の頂上に巨大な「テコンV」像を設置するというある地方都市の計画が物議を醸している。

記事によると、韓国・全羅北道の茂朱郡は来年、同郡にある海抜420メートルの山の頂上に「ブラジルのキリスト像」のような像を設置する計画だという。像のモデルは1980年代のアニメのキャラクターである「テコンV」。高さは33メートルで12階建てのマンションと同じくらいになる。72億ウォン(約6億5000万円)の予算が投入される予定だが、茂朱郡の財政状況を考えると「相当な金額」だという。

これに対し住民らは「困惑した反応」を見せているという。ある住民は「自然を破壊してまで設置する必要があるのか。不思議な発想だ」と話している。また、郡庁内からも反対の声が上がっているという。ある郡庁関係者は「成功すればいいが、失敗したらただのがらくたになってしまう」と懸念を示している。

これを見た韓国のネットユーザーからも「一体誰のアイデア?恥ずかしい」「これは創意ではなく、税金の無駄遣い」「どこの国の観光客を期待しているのか」「外国人観光客には仏像の方が人気だろう」「金日成の銅像を建てる北朝鮮と同じレベル。韓国を代表するものはそれ以外にないの?」「美しい山をそのまま残した方がいい」など反対の声が続出している。

また、韓国でテコンVは日本のロボットアニメ「マジンガーZ」をまねてつくられたとの通説が広まっているため、「よりによってパクリ作品を」「日本のアニメをそのままパクったキャラクターの像を堂々と誇らしげに設置するなんて…」と嘆く声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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