清潔さで日本と肩を並べられる国は存在しない―中国メディア

Record China    2019年9月12日(木) 11時50分

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中国のニュースサイト・環京津網は10日、「清潔さで日本と肩を並べられる国は世界にない」とする記事を掲載した。資料写真。

中国のニュースサイト・環京津網は10日、「清潔さで日本に肩を並べられる国は世界にない」とする記事を掲載した。

記事はまず、日本について、機能的なトイレ、質素で上品な服装、ごみ一つ落ちていない道路、明るく清潔なコンビニエンスストアなどを挙げ、「日本の“潔癖さ”には敬服するしかない」「日本は世界で最も清潔な国家と言うことができる」などと称賛した。

その上で、「日本の清潔さは人と関係している。国の清潔さは人の清潔さから始まる」と指摘。「日本人は頻繁に入浴し、毎日服を交換する。日本人が着る洋服は、見る人に清潔で整っているという印象を与える。多くは色や形にはこだわらず、快適さを求める。街中で汚れたシャツを着ている人を目にすることは非常に少ない」などと論じた。

続いて、「日本人の素養の高さの背景には、幼い頃から衛生面を重んじる教育を受けてきたことがある」と指摘。サラリーマンが出勤前に地域の清掃活動に参加することを例に挙げ、「これは強制ではなく、自発的に参加しているのだ」と説明した。また、水道の水が直接飲めることや、ごみ分別に細かい決まりがあることにも触れた。

さらに、「日本では自動車の排気ガスによる大気汚染はほとんど起こらない」とし、その理由に公共交通機関の充実を挙げる。「日本の多くの家庭は自家用車を所有しているが、出勤にはバスや地下鉄を利用する人が大半。交通網はクモの巣のように張りめぐらされていて、どこへでも行くことができる。自家用車を運転する機会が減り、排気ガス削減につながっている」と論じた。

そして、「日本の都市の環境面の管理は非常に厳格で、建物の建設や取り壊しにも粉じんや騒音、周辺環境に配慮する必要がある」とし、「日本は小さいが、われわれが学ぶべきところが多い」と結んだ。(翻訳・編集/北田

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