中国の大型駆逐艦建造速度、まるで「コピペ」のような速さ―中国メディア

Record China    2019年9月8日(日) 13時40分

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6日、新浪軍事は、中国の大型駆逐艦の建造速度が急速に高まっており、「まるでコピー&ペーストをするかのような速さだ」と評した。資料写真。

2019年9月6日、新浪軍事は、中国の大型駆逐艦の建造速度が急速に高まっており、「まるでコピー&ペーストをするかのような速さだ」と評した。

記事は、現代の海軍艦船は構造がますます複雑になっており、中国や米国のような海軍強国でも第2次世界大戦期のように7日で駆逐艦1隻を建造したり、1カ月で空母を就役させるといったシーンを再現するのは非常に難しくなったとした上で、「しかし、特にこの10年近くで、中国海軍の造船能力はますます舌を巻くほどの速度にまで高まっている」と伝えた。

その上で、ここ数カ月において中国南部の造船所で003型空母と075型強襲揚陸艦の建造が急速に進んでいることに注目が集まる中、遼寧省の大連造船所の航空写真からは少なくとも055型1万トン級駆逐艦2隻、052D型駆逐艦2隻が建造中で、さらに055型駆逐艦4隻を含む駆逐艦が停泊、テスト中であることが見て取れるとした。

そして、2カ月前には055駆逐艦2隻はまだ着工しておらず、052D駆逐艦の建造現場は空き地だったと紹介し「これまで大型駆逐艦の建造速度は1、2年に1隻ペースだったが、今ではわずか2カ月の間にこれだけの駆逐艦が出現するようになった。その建造速度は確かに極めて大きく進歩した」と伝えた。

記事は最後に「このような建造速度には嘆息を禁じ得ない。中国海軍造船所の建造能力はもはや『Ctrl+V/C』のショートカットによるコピー&ペーストをするような速さである」と評している。(翻訳・編集/川尻

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