東京五輪の「旭日旗」問題、日本国内から異論も―中国紙

Record China    2019年9月5日(木) 17時20分

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中国紙・環球時報は5日、来年開かれる東京五輪で旭日旗持ち込みを認める考えが示された問題をめぐり、日本国内から異論が上がったことを伝えた。写真は建設中の東京国立競技場。

中国紙・環球時報は5日、来年開かれる東京五輪旭日旗持ち込みを認める考えが示された問題をめぐり、日本国内から異論が上がったことを伝えた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は先日、競技会場への旭日旗持ち込みを禁止しない考えを示した。記事は、韓国外交部の報道官が「会場に旭日旗が出現することがあってはならない。日本側は謙虚な態度で歴史を正視すべきだ」と反発したことを説明。その上で、組織委の方針に日本の一部ネットユーザーから支持の声が上がる一方、疑問を持った人もいるとし、タレントでエッセイストの小島慶子氏、コラムニストの小田嶋隆氏がツイッター上でそれぞれ、「招致の際の『お・も・て・な・し』って、まさかこんなことではなかったはずだよね?」「『旧日本軍の軍旗』を、21世紀の国際親善を旨とするスポーツのフィールドに持ち出すことの異様さが、問題視されているのではないでしょうか」と発言したことを紹介した。

記事は、「日本軍国主義の象徴と考えられてきた旭日旗が応援用の道具として来年の東京五輪に出現する可能性がある。これが韓国を怒らせた」などと述べ、旭日旗は韓国人が特に注意を払う対象であること、「旭日旗に似ている」として東京パラリンピックのメダルを問題視する声が韓国で出たことにも言及した。(翻訳・編集/野谷

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