【CRI時評】フェデックスは流れに逆らって自ら看板を傷つける

CRI online    2019年9月3日(火) 23時20分

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 最近、フェデックス(中国)有限公司が香港宛の、規制対象となる刃物を違法に輸送していたとの疑いを持たれ、該当の刃物は既に中国の関係当局に押収され、捜査が進められている。  これはフェデックスが、6月に米国の顧客が発送した銃の入った小包を違法に運送したのに続いて、またもや流れに逆ら...

 最近、フェデックス(中国)有限公司が香港宛の、規制対象となる刃物を違法に輸送していたとの疑いを持たれ、該当の刃物は既に中国の関係当局に押収され、捜査が進められている。

 これはフェデックスが、6月に米国の顧客が発送した銃の入った小包を違法に運送したのに続いて、またもや流れに逆らって起こした事件であり、中国の法律に違反している。

 フェデックスは中国で業務を開始してから既に30年以上が経過しており、銃器弾薬、規制品の刃物などが中国の「配送禁止物品リスト」に含まれるものであることは当然知っていなければならない。米国宅配業大手として、フェデックスが多くのファーウェイ向けの宅配便に小細工を施したり、米国から違法に銃を中国に持ち込んだり、さらには香港宛の、規制対象である刃物を違法に受託したと疑われることは、一連の違法行為が自らの看板を傷つけ、自ら商業的な信用を放棄することだ。

 中国の宅配便市場は巨大で、外資企業を歓迎するが、その前提は必ず法律を遵守し、ルールに則った経営を行わなければならないということだ。中国でビジネスを行ういかなる企業も、個人も法を逸脱した権利は持ち合わせていないのだ。(CRI論説員)

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