文大統領側近、釈明会見で「日本製品」を使用し批判浴びる

Record China    2019年9月4日(水) 11時50分

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2日、韓国・ニューデイリーは「反日を叫んでいた次期法相候補のチョ・グク氏が、国会の記者懇談会で日本のボールペンを使用していた」と報じた。

2019年9月2日、韓国・ニューデイリーは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近で次期法相候補のチョ・グク氏について「反日を叫んでいたが、国会の記者懇談会で日本のボールペンを使用していた」と報じた。

記事によると、不正疑惑で批判を浴びているチョ氏は同日に釈明会見を行ったが、その際に会場に持ち込んだボールペンは日本製品の「ジェットストリーム」だった。同製品は韓国国民の「不買運動リスト」に載せられた製品だ。

7月初めに日本が韓国への輸出規制強化措置を発表するや、当時大統領府民情首席だったチョ氏は1カ月で約40回にわたり自身のSNSに「反日感情を助長する書き込み」を掲載していたという。また、韓国政府を批判する野党と一部保守系メディアに対しても「売国」「親日派」などと非難。国民に向けては東学農民運動(甲午農民戦争)を素材にした「竹槍歌」に言及し、克日(日本に打ち勝つ)を強調していたという。さらに先月5日には、複数の書店でベストセラーになった「反日種族主義」について「吐き気がする」などと非難し、著者らから侮辱容疑で告訴されていたという。

これを知った韓国のネットユーザーからは「表と裏が全然違う人だ」「あんなに反日って叫んでたのにね(笑)。がっかりだ」「もともと左派の人たちは口だけ反日で、実際は何の関心もないという証拠」「いつも人の過ちを攻撃していたのに。他人に優しく自分に厳しい人になってください」など批判的なコメントが相次いでいる。

しかし「でもこのボールペンって韓国の高校生もみんな使ってるよね?みんな親日だったってことか…」「今使ってるペンは日本製だけど?日本車に乗ってるけど?捨てろって?捨ててまた買うのは地球への罪」「不買運動を日本製品を捨てるものと勘違いしてる人が多い」「それなら家に日本製が一つもないの?誰でも何か一つくらいはあるはず。することがないからって何でもたたくのはやめよう」などと擁護する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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