長瀬産業が福建に日本の「食の安心・安全」伝える拠点を設立、その他

Record China    2019年8月29日(木) 9時40分

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長瀬産業の中国販売拠点である深セン長瀬貿易は福建省・厦門(アモイ)分公司内に「長瀬食品素材食品開発中心(厦門)」を設立した。写真は同施設における実験のイメージ。

長瀬産業が福建省に日本の「食の安心・安全」伝える拠点を設立 / 川崎重工と中国遠洋海運が共同運営する造船所が大型ばら積運搬船を引き渡し

●長瀬産業が福建省に日本の「食の安心・安全」伝える拠点を設立

長瀬産業の中国販売拠点である深セン長瀬貿易は福建省・厦門(アモイ)分公司内に「長瀬食品素材食品開発中心(厦門)」(以下、センター)を設立した。日本発「食の安心・安全」を実現する情報・技術コミュニケーションの拠点とする。長瀬産業が2019年8月28日付で発表した。

同センターはグループ製造子会社である林原(所在地・岡山市が日本国内(岡山・東京)で展開するアプリケーション開発ラボ「L’プラザ(エルプラザ)」の海外初進出としての位置づけで、運営・管理は林原と深セン長瀬貿易が共同で行う。

主なターゲットとする中国のベーカリー市場は、2022年には2017年比で約1.7倍の5000億元(約7兆4000億円)になると見込まれている、センターはパン・菓子メーカーを中心とした食品メーカーのニーズを現地でタイムリーに吸い上げて食品素材の提案を行うほか、食品開発に携わる技術者向け研修、現地メーカーとの協業などを行う。

●川崎重工と中国遠洋海運が共同運営する造船所が大型ばら積運搬船を引き渡し

川崎重工は28日、中国遠洋海運集団と共同運営する南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS、所在地・江蘇省南通)で、INDIGO MARINE SHIPPING S.A.(インディゴ マリン シッピング エス エー)向け81型ばら積運搬船「NAVIOS HERAKLES I(ナビオス ヘラクレス ワン)」を引き渡したと発表した。

同船は川崎重工とNACKSが共同開発した3隻目の81型ばら積運搬船で、パナマ運河を通航できる最大級の大きさのパナマックスサイズのばら積運搬船としては4隻目という。

同船は穀類、石炭、鉱石などの貨物が搭載可能な7つの船倉を持つ。省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載し、抵抗の少ない滑らかな船首形状や推進効率の高い形状のプロペラ、川崎重工が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術などの採用で燃費の向上を図り、二酸化炭素排出も低減させた。(翻訳・編集/如月隼人

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