ソウルで暴行受けた日本人女性「もう限界」、事情聴取中に健康悪化で病院搬送も

Record China    2019年8月26日(月) 12時20分

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26日、韓国・京郷新聞によると、韓国警察がソウルの弘大で起きた「日本人観光客暴行事件」の被害者に対する2回目の事情聴取を行った。写真は韓国のパトカー。

2019年8月26日、韓国・京郷新聞によると、韓国警察がソウルの弘大で起きた「日本人観光客暴行事件」の被害者に対する2回目の事情聴取を行った。

記事によると、被害者の日本人女性は25日に行われた2回目の事情聴取の途中、暴行被害の影響により健康状態が悪化し、病院に運ばれた。女性はSNSで「検査の結果、命に別条はないが、頭を強打した影響で首と右腕が麻痺し、今後の生活に支障をきたす可能性があるため通院しなければならない」と明らかにした。また、「日本人女性6人が先に悪口を言ってきた。(日本人女性の)髪の毛をつかんだが暴行はしていない」との趣旨の主張をしている加害者の韓国人の男に対して「なぜそんなうそを付くのか分からない。私は韓国語が分からないのにどうしたら悪口が言えるというのか意味不明だ。わざわざなぜ女が男にけんかを売るのか。もう限界だ」と反論した。

同事件は、女性が23日にSNSに弘大で韓国人の男から差別用語など暴言を浴びせられ暴行を受ける様子の映った映像を掲載したことで発覚した。ネットユーザーからの通報により韓国警察は2人の身柄を確保し、取り調べを行っている。女性は1回目の取り調べでは「しつこく追いかけられ、無視し続けたところ罵声を浴びせられ暴行された」とし、加害者に対する厳重な処罰を訴えていた。

韓国警察は、一部で「映像は捏造(ねつぞう)だ」との主張が出ていることに関し「被害者の女性が提出した証拠と警察が確保した監視カメラの資料から判断して捏造ではない」と説明したという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「男を逮捕して。国の恥さらし」「日本人女性を暴行すれば国の英雄気分を味わえるとでも?恥ずかしい」「韓国語の分からない外国人女性にそんなことをするなんて。いつも以上に厳しい処罰が必要だ」「映像を見たが本当にひどかった。言い訳せずに反省して罪を償うべきだ」など加害者への批判の声が殺到している。

また、「韓国政府の行き過ぎた反日扇動が生んだ事件」と指摘する声や、被害者の女性に対し「代わりに謝罪したい」との声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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