「三輪バイクにぶつけられた」と主張する自転車の高齢女性、監視カメラに映っていたのは…―中国

Record China    2019年11月2日(土) 18時20分

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中国浙江省嘉興市で23日、自転車で自ら転んだ年配の女性が人のせいにしようとしたものの、監視カメラによって嘘であることが発覚した。写真は監視カメラ。

中国浙江省嘉興市で23日、自転車で自ら転んだ年配の女性が人のせいにしようとしたものの、監視カメラによって嘘であることが発覚した。30日付で、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞が伝えた。

記事によると、60代の女性が自転車で走行中に転倒。その時、たまたま近くを通った3輪バイクの男性がこの女性を助け起こしたが、女性は「三輪バイクにぶつけられて倒れた」と主張。警察に通報した。

警官は双方から事情を聞いた後、三輪バイクを調べたが、ぶつかったような傷は見当たらなかった。監視カメラを調べたところ、女性は低い縁石に当たって自分で転んでいたことが判明。三輪バイクがその横を通り過ぎているが、全く接触していなかった。

警官は怒り心頭で、女性が嘘をついて人のせいにしようとしたことを厳しく叱責。人として道理にかなったことをするよう説教をしたという。

これを見た中国のネットユーザーから「こういう人がいるから、中国から9割のいい人が消えることになったんだ」「これで監視カメラがなかったらどうなるんだろうね」「心が寒くなる。恐くてお年寄りを助けられない」などのコメントが寄せられた。

また、「当たり屋行為で恐喝したとして起訴しないのか」「こういう人は処罰されるべき」とこの女性を法的に罰することを望む声も少なくなかった。(翻訳・編集/山中)

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