韓国国防部、今年の合同巡航訓練寄港地から「日本」を除外=韓国ネット「当然」「幼稚な対応」

Record China    2019年8月21日(水) 13時40分

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21日、韓国メディア・韓国日報によると、韓国国防部が士官候補生の合同巡航訓練の寄港地から日本を除外する方針を固めた。資料写真。

2019年8月21日、韓国メディア・韓国日報によると、韓国国防部が士官候補生の合同巡航訓練の寄港地から日本を除外する方針を固めた。

記事によると、韓国政府消息筋は国防部が今年10月から約20日にわたり合同巡航訓練を実施すると明らかにした。同訓練の寄港地としては済州や釜山など韓国内の主要海軍基地の他、ロシアが決まっている。さらに中国とも協議を進めているという。

これを受け記事は「昨年の寄港地だった日本が含まれていない点が注目される」と指摘している。昨年の同訓練で官候補生らは、韓国の平沢を出発して、白ニョン島、離於島、済州、日本の佐世保港、釜山、竹島、ロシアのウラジオストクを回って鎮海に帰還。国防部は当初、独島艦を使用するとしていたが、日本が独島艦の佐世保港への入港を拒否したため計画が修正されていた。

今回の寄港地から日本が除外された理由について、記事は「日本が韓国をグループA(ホワイト国から改称)から除外したことにより悪化した最近の日韓関係を考慮したものとみられる。韓国で反日ムードが高まり、国民が日本旅行を自粛している状況での士官候補生らの公式訪問は不適切だとの点も判断に影響を与えた」と説明している。韓国軍関係者も「訓練を実施するまでに日韓関係が好転する可能性もあるが、現在は不透明である上、日韓対立が解決していない状況であえて日本を訪問する必要がないと判断したようだ」と話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「当然日本は除外するべき。軍隊が自衛隊から学ぶことなどない」「日本と韓国は今、敵対関係にある。敵と一緒に訓練するなんておかしい」「日本の経済攻撃は国防部予算への攻撃でもある」など、国防部の決定に賛同する声が数多く上がっている。また「国防部は国のプライドを守ってほしい。“鉄壁の保安”は口だけ?。日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄も主張するべき。できない理由は?」とGSOMIA破棄を求める声も多い。

一方で「敵を知ることも大事では?。幼稚な対応だ」「そんなことをしていたらひどい仕返しに遭うよ」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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