日本は「不戦の誓い」を立てる裏で、こっそりと新たな軍事分野での発展を進めている―中国メディア

Record China    2019年8月21日(水) 12時20分

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20日、中国メディアの中国青年報は、「日本は不戦の誓いを立てる裏で、新たな軍事分野を含む軍備の発展をこっそりと進めている」と報じた。写真はいずも(出典:海上自衛隊ホームページ)。

2019年8月20日、中国メディアの中国青年報は、「日本は不戦の誓いを立てる裏で、新たな軍事分野を含む軍備の発展をこっそりと進めている」と報じた。

記事は、今月15日に東京で行われた全国戦没者追悼式で天皇陛下が「反省」の言葉を述べ、安倍晋三首相が改めて「不戦の誓い」を口にしたとする一方、「日本社会には依然として周辺国を脅威とする論調が渦巻いている」と紹介。そんな中で日本政府は「ひそかに自らの軍事力を発展させている」とした。

まず、海上自衛隊では昨年7月30日に射程距離2000キロのSM-3ブロックIIAミサイルを搭載する新世代のイージス艦「まや」が進水したのに続き、今年7月17日に同型の「はぐろ」が進水したことを紹介した。そして、2020年に「まや」が、21年に「はぐろ」が就役すると、海上自衛隊は8隻のイージス艦を持つことになると伝えた。

また、日本政府が秋田、山口両県を想定した陸上発射型イージスシステムの配備を進める姿勢を崩していないとしたほか、今月16日には防衛省がF-35B戦闘機42機を購入する計画を発表したことに言及。日本は現在「いずも」型護衛艦の空母化を推進しており、空母化が実現すればF-35Bを搭載することが予想されるとした。

さらに「新たな軍事分野」においてもひっそりと発展を進めているとし、人工衛星への電波妨害に対処すべく、防衛省が上空や宇宙を監視する新システムを搭載した装備の開発や、航空自衛隊に対衛星攻撃や宇宙ごみの監視部隊を設立する計画だと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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