「苦しい決定」とサムスン、中国最後のスマホ工場、生産一時停止に―英メディア

Record China    2019年10月3日(木) 20時20分

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韓国・サムスン電子は2日、中国最後のスマートフォン工場となる恵州工場での生産を9月末に一時停止したことを明らかにした。写真は中国にあるサムスンの看板。

韓国・サムスン電子は2日、中国最後のスマートフォン工場となる恵州工場(広東省)での生産を9月末に一時停止したことを明らかにした。中国メディアの観察者網が2日付で伝えた。

記事が英ロイターの報道として伝えたところによると、サムスンは「中国でただ1つの工場の生産一時停止は苦しい決定。効率を上げるための措置だ」と説明した。同工場をめぐっては、韓国・マネートゥデイが1日、「今月末に閉鎖」と報じている。

記事は「サムスンは以前、中国に3つの工場持っていたが、深セン工場、天津工場を相次ぎ閉鎖した」とし、天津工場は2018年末に正式に生産を停止したと説明。ロイターは同年末、「サムスンの中国市場での影響力は弱まっている。シェアはわずか1%」と報じていたという。

記事によると、サムスンは現在、東南アジア市場を重点としており、ベトナムに8つの工場持っている。(翻訳・編集/野谷

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