香港の航空機が中国の領空進入を拒否され日本に緊急着陸?真相は…―中国メディア

Record China    2019年8月14日(水) 15時0分

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14日、観察者網は、米ニューヨークから香港に向かう予定だった香港のキャセイパシフィック航空機が日本の空港に着陸したことで、外部の憶測を呼んでいると報じた。資料写真。

2019年8月14日、観察者網は、「米ニューヨークから香港に向かう予定だった香港のキャセイパシフィック航空機が日本の空港に着陸したことで、外部の憶測を呼んでいる」と報じた。

記事は、11日にニューヨークを出発して香港に回送予定だった同航空CX899便が、香港の空港に向かわずに関西国際空港に着陸したと紹介した。

記事によると、同航空は9日に中国民用航空局から「近ごろ安全リスクに関するトラブルが多発している」として警告を受けるとともに、「11日午前0時より、中国本土に向かう、または本土領空を通過する航空便の乗組員情報を提出すること」を含む三つの要求を出されていたという。これについて、ネット上では「中国民用航空局の本気度を計るために、乗組員リストを提出しなかったため、本土領空への進入が認められなかったのではないか」との推測が出ていた。

ただ、同航空の広報担当者は13日、「香港国際空港は12日に航空交通管制が実施されたため、航空交通が混雑状態にあった。多くの長距離便が同空港に接近していたため、乗客を乗せていないCX899便の着陸地点を関西空港に変更することで空港の負担を減らし、乗客を乗せた便を優先的に香港に着陸させた」と説明したという。

記事は、中国中央テレビの12日付報道として、香港特区政府の運輸当局トップが同日「未許可の集会が香港国際空港付近で行われており、12日午後6時以降の航空便の発着をすべて取り消すことを決定した」と発表したことを併せて紹介している。(翻訳・編集/川尻

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