日中は張り合うべきではない、共に光を発して世界にエネルギーを―中国外務次官

Record China    2019年8月14日(水) 5時10分

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12日、中国新聞網は、日中戦略対話出席のため日本を訪れた中国の楽玉成外務次官が「両国は張り合うべきではない」と指摘したことを伝えた。資料写真。

2019年8月12日、中国新聞網は、日中戦略対話出席のため日本を訪れた中国の楽玉成(ラー・ユーチョン)外務次官が「両国は張り合うべきではない」と指摘したことを伝えた。

記事によると、9日までの日程を終えた楽氏は記者に対し、現在の世界がまれに見る難局に置かれていることを指摘。「重要な発展チャンスに向かい合うと同時に、不確実性、不安定性は依然、突出している」とし、世界2位と3位の経済大国である中国と日本は協力をさらに強化し、共に課題に立ち向かう必要があるとの認識を示した。

楽氏は「対抗は双方の利益に合致しない。張り合うのではなく、互いに照らし合い、共に熱や光を発して波立つ世界により多くの安定性とプラスのエネルギーを注入すべき」と表明し、「中日指導者が大阪で会談を成功させ、新時代の要求に一致する中日関係構築について10の共通認識に達したことは今後の両国関係発展の方向を指し示した」とも指摘。日中の経済協力や人々の交流の活発化などに触れた上で、「中国側は日本とともに両国指導者の共通認識を積極的に実行したいと考える。相互信頼を増進、協力を促進、意見の対立をコントロールしリスクを防ぎ止め、両国関係を新たな段階に推し進めたい」とした。(翻訳・編集/野谷

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