中国アニメ映画「哪吒」の勢い止まらず、歴代興収ランキングでトップ5入り、空前の大ヒット

Record China    2019年8月12日(月) 11時0分

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11日、中国で劇場公開中のアニメ映画「哪吒之魔童降世」の興行収入が34億元(約508億円)を突破し、歴代興行ランキングでトップ5入りを実現。アニメ映画としては異例のヒット作となっている。

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2019年8月11日、中国で劇場公開中のアニメ映画「哪吒之魔童降世」の興行収入が34億元(約508億円)を突破し、歴代興行ランキングでトップ5入りを実現。アニメ映画としては異例のヒット作となっている。

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7月26日に封切られたアニメ映画「哪吒之魔童降世」は、中国神話に登場する少年神で、日本でも人気マンガ封神演義」で“ナタク”の名で知られるキャラクター、哪吒(なた)が主人公。やんちゃな悪ガキが運命に導かれ、小さなヒーローへと成長する姿を描いている。

公開4日目にして、いきなり興収10億元(約150億円)を突破し、中国で劇場公開された国産アニメ映画で最高のヒット作に。その後も勢いは止まらず、8月5日には25億元(約374億円)を突破。続いて11日には34億元を突破して、歴代興行ランキング5位に入り込んでいる。

中国映画市場における最高のヒット作は、2017年公開の中国映画「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」で、興収は56億8200万元(約851億円)。5位以内は第3位につけている「アベンジャーズ/エンドゲーム」を除き、いずれも国産映画が占めている。

中国アニメで初めて”30億元クラブ”入りを果たした「哪吒之魔童降世」は、最近では「千と千尋の神隠し」を国内配給したことでも話題の光線伝媒(エンライトメディア)傘下で、15年に設立されたアニメ集団・霍爾果斯彩条屋影業有限公司の配給作品。なお、彩条屋の次回作は同じく「封神演義」でもおなじみのキャラクター・姜子牙を主人公にした作品で、早くも期待の声が上がっている。(Mathilda

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