LINE PayとWeChat Payが連携を開始―訪日数トップの中韓からのインバウンドに対応、その他

Record China    2019年8月10日(土) 15時20分

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LINE Pay(写真)とWeChat Payの日本国内加盟店に関するする連携が9日に始まった。WeChat Payは訪日者数が最も多い中国で広く使われている。LINE Payは訪日者数が中国に次ぐ韓国のNAVER Payとも連携している。

LINE PayとWeChat Payが連携を開始、訪日数トップの中国・韓国人に対応 / アイカ工業が中国南京鐘騰社を子会社化 / 日東精工が広東省に子会社設立 / ムロコーポレーションが中国子会社の設立を検討 / スター精密が上海子会社を解散・清算 / スター精密が上海子会社を解散 / 日亜鉱業が天津子会社を解散

●LINE PayとWeChat Payが連携を開始、訪日数トップの中韓からのインバウンドに対応

LINE PayとWeChat Payの日本国内加盟店に関する連携が9日に始まった。LINE Payが2019年8月9日付で発表した。WeChat Payユーザーが訪日した際、日本国内のLINE Pay加盟店に掲示されたQRコードをWeChat Payで読み込むことで決済ができるようになった。

店舗・企業側は、LINE Payを新規導入する際に、LINE Pay Global Allianceで提携するNAVER Pay、WeChat Payについても一緒に加盟店申請、審査などの手続きを一度に行うことができるほか、売り上げもLINE Payと合算して管理することが可能。WeChat Payは訪日客数が最も多い中国で広く使われており、NAVER Payは訪日者数が中国に次ぐ韓国て多く使われている。

●アイカ工業が中国南京鐘騰社を子会社化

アイカ工業は9日、100%子会社のアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング(AAPH)の100%子会社であるダイネア南京社が、江蘇省省海外企業集団有限公司のグループ会社である江蘇鐘騰化工が保有する南京鐘騰化工の発行済み株式のすべてを取得することが決まったと発表した。

アイカ工業はアジア・オセアニア地域における接着剤やメラミン化粧板事業の強化を推進している。ダイネア南京は建築用・産業用の接着剤・樹脂事業を展開しており、販売量が急増した。南京鐘騰社約6万3000平方メートルの土地使用権と化学品製造設備を保有しているが事業活動は停止している。また敷地がダイネア南京と隣接しており、子会社化によりダイネア南京は南京鐘騰が保有する土地と設備を有効活用できることになる。

●日東精工の香港子会社が広東省に子会社設立…現地進出の顧客ニーズに対応

日東精工は9日、連結子会社である香港和光精工が、広東省東莞市に子会社を設立することを決めたと発表した。

香港和光精工は、日東精工の完全子会社である和光が2001年2月に設立し、日本国内市場への輸出を主体に事業を拡大してきた。香港和光で培ったアジア地域における工業製品の調達力を生かし、中国に進出する顧客の現地調達ニーズに応え、より身近で迅速なサービスを展開するために、東莞市で子会社を新設することにした。

●ムロコーポレーション、中国子会社の設立を検討

ムロコーポレーションは9日、中国子会社の設立を検討することを決めたと発表した。

中国地域では自動車部品需要の一層の増加が期待されるため、自動車部品需要への対応、海外事業の拡大を図る。事業内容は動車部品の製造販売並びに輸出入を予定する。所在地、資本金、設立/稼働年月日は未定。自社グループによる100%出資を計画する。

●スター精密、上海子会社を解散・清算

スター精密は9日、同社子会社の上海星栄精機を解散し清算することを決めたと発表した。

上海星栄精機有限公司は、精密部品事業における子会社として2001年月に設立し、自動車用・空調機器用等の部品の生産活動を行ってきたが、工場の貸主による2019年12月末日までの明け渡しの申し入れを受け入れざるをえなくなった。一方では現地部品メーカーとの価格競争が激化しており、工場移転に伴う費用負担、今後も上昇が見込まれる賃借料・人件費などを勘案した結果、今後の事業運営は困難と判断した。

●日亜鉱業が天津子会社の解散を決定

日東鉱業は9日、天津市に所在する連結子会社の天津天冶日亜鋼業の解散を決めたと発表した。合弁相手の経営破たんのため。

天津天冶日亜鋼業は2013年からめっき線の製造・販売事業を推進してきた。合弁相手の天津冶金鋼線鋼纜集団は経営が破たんしたため合弁事業の継続が困難な見通しになった。合弁会社である天津天冶日亜鋼業自体も経営が厳しく、日中双方の協議により4月17日付で生産を休止していた。(翻訳・編集/如月隼人

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