「華姉さん、強い」=“言論の自由”めぐる中国報道官の切り返しが話題に―中国メディア

Record China    2019年8月9日(金) 16時0分

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中国外交部の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で記者からの質問に「反中分裂は“言論の自由”なのに、愛国は違うというのか」と反問した。資料写真。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は8日の定例記者会見で記者からの質問に「反中分裂は“言論の自由”なのに、愛国は違うというのか」と反問。中国メディアの環球時報は9日付の記事で「華姉さん、強い」との見出しで伝えている。

会見で記者から「報道によると、オークランド大学で“香港独立”運動が行われたことについて、ニュージーランド政府が中国高官に対して『ニュージーランドは大学の言論の自由を保証する』と話したそうです。中国側のコメントは?」と問われた華報道官は、「最近、ごく少数の下心のある人物が“香港独立”を宣揚し、反中行動を行ったことで、同校の中国人留学生の強烈な憤慨と断固とした反対を引き起こした」とした上で、「ニュージーランド側には色眼鏡を外し、ダブルスタンダードにならずに、“言論の自由”を名目に“香港独立”分子の反中分裂活動を容認することのないよう希望する」と述べた。

また、7月に豪クイーンズランド大学で「反中国」や「独立」を訴えた香港人学生と中国人学生が衝突した騒動について、「中国外交官が中国人学生らの行動を『愛国行動』と評したがそれは適切なのか。この発言はオーストラリアの内政干渉かつ校内暴力を扇動するものではないか」と問われると、中国側の対応に問題がなかったと指摘した上で、「いわゆる『内政干渉』や『校内暴力の扇動』などというのは全くのでっち上げで、(中国に)泥を塗るもの」と指摘。「なぜあなたは関係部門に行き、『クイーンズランド大学で“独立”など扇動的な言論を行う人物を支持することは中国に対する内政干渉ではないか』と聞かないのか。あなたは、反中分裂言論は“言論の自由”に当たるが、愛国感情の表明は“言論の自由”に当たらないとでもいうのか」と反問した。(翻訳・編集/北田

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