安倍政権の強烈なパンチに、韓国はすでに這いつくばっている―中国メディア

Record China    2019年8月9日(金) 11時20分

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中国メディアの中国経済網は8日、「韓国が独島カードを切っても、日本をけん制するのは難しい」と題するコラム記事を掲載した。写真は竹島。

中国メディアの中国経済網は8日、「韓国が独島(日本名:竹島)カードを切っても、日本をけん制するのは難しい」と題するコラム記事を掲載した。

韓国は8月中にも竹島での軍事演習を行うと報じられている。年2回の定例演習は6月と12月。今年6月には日韓関係を考慮して見送っていた。定例演習は海洋警察と海軍、空軍が行うが、そこに陸軍も加わる可能性が指摘されている。

記事は、「韓国側は日本を刺激しないために演習を見送り続けてきたが、日本が韓国を輸出優遇国から除外したことで、ついに我慢ならなくなった」とした。一方で、「韓国は経済貿易戦争でのミスを受け、どうしようもなく“独島カード”を持ち出した。感情的に鬱憤(うっぷん)を晴らす行為といってもいい」と指摘する。

その上で、「実際、日本の措置を受けてから、韓国は完全に受け身のサンドバッグになっている。大統領府が繰り返し日本に警告を発してはいるものの、経済貿易の面では基本的にいかなる反撃手段も示せていない。つまり、今回の日韓の争いは全くもって対等なゲームではないということだ。安倍政権の強烈なパンチに、韓国はすでに這いつくばっているのである。現在の焦点はもはや韓国の報復手段ではなく、韓国経済が果たして立ち上がれるかということである」と論じた。

さらに、「韓国大統領府は“進むに進めず、引くにも引けない”気まずい境遇に置かれている」とし、「仮に妥協して、徴用工問題で日本企業への賠償をもう求めませんと言えば、国内の民族主義感情の高まりは押さえられない。『経済で強権を発動した日本に対し、歴史問題の正義の追及をあきらめた』とのそしりを受けるだろう。もちろん、それ以上に文在寅(ムン・ジェイン)政権を気まずくさせているのは、何度も対話を呼び掛けながら、安倍政権に無視されていることだ」と指摘した。

そして、「日韓はそれぞれが手を打ち、互いに戦局を有利にしようと試みている。当初、韓国が日本に対して起こしたのは、徴用工問題という歴史戦だった。しかし、日本は戦場を変え、貿易戦で韓国への襲撃を発動した。この戦場では韓国は分が悪く、そこでさらに領土紛争へと戦場を移し、日本に攻撃を仕掛けようとしているのである」と解説した。

記事は、「韓国の今回の行動(竹島の演習)は感情と自尊心において日本にダメージを与えようとするもので、日本が韓国を輸出優遇国から除外したような実質的なダメージを与えられるものではない。そのため、韓国側の行動はただ両国の対立をさらにエスカレートさせるだけで、日本をけん制し貿易戦を阻止することができないばかりか、さらなる日本の報復を促す呼び水となるだけである」と論じた。(翻訳・編集/北田

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